「MA5 Mashup Caravan in GINZA/2」行ってきました

2009/10/27

今年5回目を迎えるMashup Awardsに連動するセミナーイベント「MA5 Mashup Caravan in GINZA/2」に行ってきました。

API提供事業者・Webアプリ開発者ともに年々増えており、今年はTwitterもAPI提供事業者として参加することが発表されるなど話題性も豊富です。

発表内容などはTwitterのハッシュタグ#MA5のTLを見たほうがライブ感が伝わってきて面白いので割愛するとして、セミナーそのもののほか懇親会で色々なかたとお話してお聞きしたことや感じたことを以下にまとめます。

多種多様なデータに対してどういう意味付けをしてどう見せるかがカギ。
裏側にどんなに高度な技術やテクニックが使われていようとも利用者は見た目のデザインやUIの心地良さなどでサービスの良し悪しを判断するので利用者としての視点が常に必要。逆にいうと自分が使いたいと思うサービスでなければ作らないほうがよい(これは2008年にクックパッドさんのセミナーに行ったときも同じ趣旨の話が出ていた)。
API利用はあくまで手段であって、目的ではない。

何を作りたいか、何を表現したいかが第一義的な目的であって、API利用はそれを実現あるいは補完するための手段として捉えないと本末転倒になる。

API提供側は何らかのメリットがないと外部にデータを提供してもあまり意味がない。

例えばポータル運営ならPVを稼ぐ、ECサイトなら自社サービス経由で売買が発生する、小さな企業なら知名度を上げるなど。

参加者のほとんどのかたがTwitterをやっており、セミナー中にTLを見ながら「面白いことをつぶやいているな~」と思っていたかたが実は目の前に座っていたり横に座っていたなどということが懇親会で判明して実際にお話することができたという不思議な体験をしました。

これはやみつきになりそうです。

それと、ずっと以前からネット上だけで知っていてお会いしたいと思っていたかたに何人もお会いできてとても嬉しく、そういう意味でも有意義なイベントでした。