娘の高校初舞台「桜井家の掟」

2013/06/22

僕の娘が通う県内有数の演劇の名門「千葉県立松戸馬橋高校」で娘の初舞台がありました。

今回は一年生主体による公演で演目は高校演劇の定番「桜井家の掟」。

娘は主役四姉妹の一人を演じ、ダイナミックかつ表現力豊かな演技を見せてくれました。

四姉妹それぞれと次女蘭が連れてきた彼氏、そして彼のご両親がみな個性的で、大いに笑ってちょっぴりしんみりして、とても素晴らしい内容でした。

まだ高校に入って2ヶ月、演目が決まってから1ヶ月しか経っていないのにみんな本当によく頑張ったなというのが正直な感想で、ちょっとしたミスも他のキャストがさりげなくアドリブでカバーするなどチームワークの良さも随所に見られ、厳しい稽古の中で結ばれた信頼関係が感じられました。

僕も昔から芝居が好きなんですが、芝居の素晴らしいところは自分ではない誰かの人生を疑似体験できるところで、誰かの人生に思いを馳せることで自分自身を見つめ直すことができるとても深いものなんです。

そして公演後の交流会でもいろいろなかたが語っていたように、何かを一生懸命頑張った経験は後の人生にとてつもなく大きな自信を与えてくれます。

舞台に上がったらもう先生もスタッフも何も手を出すことができない、ちょっと待ったということもできない、演じている人が自分達で前に進めていくしかないという状況は何にも替え難い貴重な体験です。

芝居は単に役を演じるだけではなく、人間を成長させてくれる大いなる場なんですよね。

3日後に控えた地区発表会は今日の公演の結果を受けてさらにブラッシュアップしてくれると思います。楽しみです!

興味のあるかたは同校演劇部の公式サイトをチェックしてみて下さい。そして都合が合えばぜひ実際に公演を観に行ってみて下さい。みんなのひたむきな姿に必ず元気をもらえるはずです。

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