2009/08/10
このレポートは紀里谷和明氏が2009/6/18に東京ビジュアルアーツにて開催したワークショップの内容を知人のうるみさんがまとめたものを本人の許可のもと再編集して掲載しています。
ワークショップの進め方については別のレポート「紀里谷和明ワークショップレポート(2009/3/1東京・恵比寿) 」と同じなので割愛し、参加者のみなさんからの質問に対する紀里谷氏からの回答をお届けします。
質問1「(今回の映画に)石川五右衛門を選んだ理由はなんですか?」
単純にそう思ったから。かっこいいじゃん。バサラがすき。なんでもやりたいことをやっていた、そういう美学、なんでもありの世界が好き。
歌舞伎もの、ボヘミアン、実存的に生きた時代。今の世の中、許されないじゃん。これだけ自由だ自由だと言っていても縛られている。
でも重要なのは、いつも言っているけれども、思ったわけじゃん。石川五右衛門カッコイイなって。30分くらい頭の中で石川五右衛門の映像が流れる。やるのかやらないのか選択をする。
オレはやる。大変だと思うけれどもオレはやる。それは衝動に忠実だということ。
お昼何を食べましたか?
(参加者) カップラーメン
なぜそれを食べたのですか? それと同じなんですよ。なんでカップラーメンを選択したのか、なんでそのメガネを選択したのか、そこにも衝動がある。
それがすごく重要で、そこにどう目を向けて、自分達が忠実になれるか。
これが流行っているから、モテるからとやり始めるとそれは既に情報になっている。情報になっている段階でもう遅い。流行っているということは廃れているということ。
映画をつくるのに2年かかる。今流行っていることをやっても公開は2年後。
役者もそう。そのとき流行っていても2年後いるかどうかも分からない。好きだと思える人とやった方がいい。
何が好きですか?
(参加者) ...映画
青がすきなのか赤がすきなのかを聞いている。「ボクは映画が好き」それは作られたもの。映画なんてここ100年くらいで作られたものであって、それ以前は存在しなかった。
ただカッコイイとか気持ちがいいとか空を見てキレイと思ったりとか、そういうものは何億年と存在している。普遍的なもの。
映画、写真、音楽というのは容器の話。器の話。中に入っているものの話ではない。中に入っているものの話をしましょうということなんです。器の話をしている人が多すぎる。
映画監督になりたいから映画を撮るのではない。ミュージシャンになりたいから音楽をやるのではない。映画を撮っているから映画監督。音楽をやっているからミュージシャン。
職業としてみていませんか?
お金のためならもっと効率のいい仕事がある。
映画を撮りたいの? 映画を通してなにかを見せたいんじゃないの?
食べれないからやめなさいと周りから言われただろうけどそんなことはどうでもいい。
みんな何をしようとしているの?
CM作りたい。
日常で流れたい。商品と人を結び付けたい。
映像で地元の町おこしをしたい。
(紀里谷氏) 町おこしって何をしたいの?
(参加者) 人が来るように。人に町を見てもらいたい。
ドラマを撮りたい
小さい頃ドラマを観て感動した。人に感動を与えたい。
いいことだね。で、重要なことはやるのかやらないのか。
学校にくる必要性があるのかというところも問いたい。
ドラマとりたい。では脚本を書いていますか?
(参加者) ちょっと...
ちょっとじゃだめなんだよ。
町おこしをするために何かしているの? 町おこしが重要ではないでしょ。作品でやりたいんでしょ。だったら作品を作らなきゃ。今作らなきゃ。
学校の先生が作っていいよと言うのを待っているじゃん。そうじゃない。作ってみればいいじゃん。作ってみようよ。
カメラがあれば撮れるから。編集ツールもすぐあるから、そういう時代なんだからやるべきだよ。
質問2「マナーとルールの違いについてどう考えていますか?」
マナーって生きるか死ぬか関係ない。気分を害するかくらい。文化的なものも受け継いでいる(文化によって違う)。案外どうでもいい。
ルールは法律化したもの、書き記しただけのもの。罰則を与える。罰則が伴うってだけの話。
オレがコミュニケーションをとろうとして「返事をしてね」と言っている。これをルールにしてしまうと返事をしなきゃいけない、ただ返事をしていればいい、というようになってしまう。聞いたことに対して返ってこないのが気持ち悪いから「返事をしよう」と言っている。
気持ち悪いのが関係ないよと言うのであれば、じゃぁここにいなきゃいいじゃん。100%全員を受け入れようとする必要はないと思う。
居眠りしている人がいるけどいなきゃいいじゃんと思う。学校は居眠りをしても退学にはしない。なぜかというと学校は授業料が欲しいから。そこに問題がある。
現場ではありえない。帰ってくれ、さよなら。これが現実でありこれがフェア。みんなを救い上げる必要なんかない。
質問3「『GOEMON』でカットしたシーンについて、入れればよかったと思うことはありますか?」
秀吉を殺した後、関が原の戦いまで10分くらいカットした。虐殺のシーンもあったが上映時間が長くなってしまうのとテンポを優先した。
入れた方がよかったかと言うと分からない。正解不正解はない。
100万人単位で向き合うとなると(質問2の後半のように)いろんな人がいる。全員を納得させるのは無理とは言わないけれども、こんなことで引っかかってるんだと言う人もいる。
入れなかったシーンについて後悔はしていない。正解不正解はない。カップラーメンをなぜ選択したのかに正解不正解はない。いろんな存在の仕方があった。
質問4「アメリカ人はコミュニケーション能力が高いのはなぜと思いますか?」
なんなんだろうね。何でだと思う?
(質問者) ダンスパーティーがないから(即答)。日本はお遊戯、決められていることをやっているから。
何が違うのかなぁ。(他の人に質問)
(参加者) 固定観念。"日本人だから"と逃げ場をつくっている。
いいこと言うねぇ〜
じゃぁ"日本人だから"って誰が言っているの? 踊りたいときに踊ればいい。それを見ている人達が私も踊りたい! と思っても出来ないのはなぜ? 恥ずかしいから? 誰が笑う? 周りが笑うというのは本当? やってみなきゃわかんない。ここが固定観念。これが怖いんだよ。
クリエイティブって、ある意味くるって踊ることがクリエイティブ。みんなと違うことをやってそこから始まるのがクリエイティブ。
恥ずかしいと言った時点で可能性が断ち切られてしまう。コミュニケーションが下手でいいじゃんっていう話になっちゃう。下手にしなきゃいけないの? って思っちゃう。上手くコミュニケーションとったら非日本人なのか?
"島国根性"って言っているのは日本人だけ。この言葉をアメリカ人から聞いたことがない。日本人だけしかその言葉を使っていない。変じゃね? 逃げ道になっている。
勇気をもってしなきゃいけない時がある。「怖くてできません」を「わたしなんか」で言い換えている。
みんな自由だ自由だと言っているけど本当にやりたいことやってるの? とりあえずではなく今あなたは何をしたい? やればいい。そのかわり一所懸命やろうよ。
自分で自分の壁を作っちゃダメ。「私は女だから」「私は学生だから」「私は〜だから」はリミット(限界)を作っちゃってる。
なんでもできます! 信じてください。実験してみる?
実験したい人! (数人手を挙げる)
(紀里谷氏) 机上にあったペットボトルをその人に投げる
これを作ってください。
(被験者) (考える)(しばらくして両手を上げ指先をくっつけた)
なに?それ。
(被験者) ペットボトル(の形)です。
そうじゃない。ペットボトルを作れと言っている。良く見て。何がある?
(被験者) ペットボトル。
ペットボトルかどうかわからないじゃない。
(被験者) クリスタルガイザーという文字。
そう。あとは?
(被験者) ...
きちんと見ていないんだよ本質を。赤かったり青かったりプラスチック"みたい"なものでできているでしょ。オレだったらプラスチックみたいなものは何なのか考える。分からなかったら調べるよ。それだけでも明らかに違う。
ペットボトルは映画と同じ(質問1 器の話と同意義)。映画をやりたいと思いました。音楽をやりたいと思いました。映画ってどうやって作るの? 写真ってどうやって作るの? 何でもできるんだよっていうのはそこ。
もう少し詰めていって、じゃぁ作れなければ殺します、家族も殺しますと言ったらどうする?
(参加者) 必死に作ります。
でしょ? 断言する。できないことなんてない。それを信じられるかどうか。
よく、どうやって映画を始めたんですか? と聞かれる。やりたいんだもん。そのために一所懸命にやっているんだから。学校に行っていないよ。わかる?
できないというのは思い込み。最初ペットボトルを作れと言った時、笑ったじゃん。だからできないんだよ。死に物狂いでみんな作ろうとするよ。少なくとも外側だけでも作ろうとする。それを作っている姿を周りが笑おうがどうでもいい。関係なくね? そんなの。
裕福だからコミュニケーション能力が低い。コミュニケーションが下手でも生きていけるから。コミュニケーションが出来なければ殺しますと言ったらすんごくコミュニケーションうまくなると思う。
紀里谷さんはお金持ちだからそういうことが出来るんですと言われるけど、北朝鮮の人達には選択肢はない。日本に生まれた時点で裕福である。
60年前の日本でも戦争に行かなければならなかった。この人達に選択肢はなかった。でも今、選択肢が与えられている。それだったらこれをつかおうよ。もったいなくね?
すごいものをもらっている。だったら命懸けで作ればいい。
ウキウキしない? 何だってできるんだよ? スーパーパワーだぜ、本当に。やりたいように作ってそれでいいんじゃない?
でも出来ないのは自分達で言っているから。なくすものは何もない。失敗なんてない。失敗の言葉自体わかんない。オレからすると失敗は、これちょっとめんどくさいなってくらい。
質問5「次の映画でも平和をテーマにするのですか?」
(観客に)質問しているだけ。なんでこうなっちゃうのかな?って。
なんで人殺しするの? 不思議なことに本当に終わらない。全く関係のない人達がひどい殺され方をしている。子どもとか。なんでなのかな? と映画を通して訊いているだけの話。未だに解決されていない。
年間の自殺者は3万人。一日一人、JRに飛び込んでいる。なんでなのかな?
1945年、終戦。出来るだけ正確な死者は何人なのか。高度成長期、それは日本で死者が出ないようにとみんなで頑張った。下手したらその頃の餓死者よりも今の自殺者の方が多いんじゃない? 俺達は何をやってるんだ。
モノづくりの人達にはそういうことを問える立場にいる。問えるパワーがある。
「幸せですか?」と訊いて何人が「うん」と言うか分からない。幸せなの? どうなの? と作品を通して訊いているだけ。
本当にみなさん幸せですか? 納得してますか? その人が納得していればいいと思う。
どんなに貧しいといわれている生活をしていてもその人が納得していればいい。フェラーリに乗っていても納得してない人、オレ知ってる。
争いは資源の取り合いから始まった。水、石油、ダイヤモンド。アフリカの貧困はここ100年、200年のこと。アフリカにみんなが資源を取りに行ったからだ。
アフリカの人達は人類の最初の人達といわれている。何億年も前から存在している人達なのに、今まで生き残ってきた人達なのに、どうして今、貧しいの?
牛に与える食べ物を人にまわせば食料は人口の2倍分を確保できる。貧困になる必要性はない。ただ誰かが牛肉を食べたいと言うとその分の食料が牛にまわる。そういうこと。
世界平和ということに対して、誰がなんと言おうと俺達はみんな世界を平和にすることが出来る。
それをみんなは「出来ない」と言う。「私なんか」と言う。そんなこと誰が言っているの?
やっている人がモノを作っているから写真家、映画監督になる。写真家になりたいから写真を撮っているんじゃない。職業が先ではない。ヘビーな話をすると嫌われると言っているけれどもそれは誰が言っているの?
質問6「紀里谷さんにとって平和とはどういうことですか?」
無駄な人殺しをやめてもらいたい。それだけ。日本国内でも殺人事件が起こっている。本当にそれは必要なの? その殆どが不必要。
資源も本当に奪い合う必要があるの? 本当に必要で奪っているの? なくならないかもしれないじゃない。テクノロジー使って何とかしようよと思う。
服、飯、最低限でいいじゃん。服とかいらないからその想いをほかの事に使おうよ。服を沢山持ってないと笑われると言ってるけど本当にそうなの?
くだらないことで世界中で人が殺されている。自分の娘に起こったらどう思う? 想像するだけでも辛いじゃん。"自分の娘に起こったら"を経験している人が今この時にいる。夢物語ではない。
それって本当に必要なの?
質問7「正しいことはないけれど、自分が出すものは正しいと思っているから出されていると思うのですが、紀里谷さんはどうやってそこに辿りつくことができたのですか?」
好き嫌いの話でしかない。自分の"好き嫌い" = 衝動を信じられるかどうか。
正しいと思われていることをみんなわかってるんじゃない? 「正しいことはないけれど」← これすらもいらないんじゃない?
赤ちゃんをかわいいと思うのはなぜ? かわいいからでしょ? そこに答えがある。赤ちゃんが溺れていたらすぐさま助けるでしょ?
こういう話をするといつも誰かがこう言う。「赤ちゃんが溺れている反対側で火事が起こっていて中に人がいる。どちらを助ける?」
もしこれがこうだったら、それでそれがこうなったら、と。どっちがどうという話ではない。
質問8「人と接するときに一番気をつけていることは何ですか?」
決め付けないということ。人は分からない。分かっているつもりにならないということ。
赤いめがねをかけているからイチゴも好きなのかなとかこれ決め付け。今笑っているけれどもそういうことなんだよ。
紀里谷さんがそういう人だとは思いませんでした。と会う人会う人に言われる。それは何を根拠に言ってるの?
テレビとかインターネットとか情報が沢山あって、その処理で大変だから人は人を記号に置き換えようとする。あなたは何々系、何々系って。
難しいけどね。決め付けないように心がけている。
質問9「衝動に従ったときの後悔はありますか?
お伝えします。みなさん死ぬんですよ。であれば思ったよう生きませんか?
死ぬのが100年後で、あーあれやればよかったと思いながら死ぬのと、死ぬのが明日で、やってやったぜ! と思いながら死ぬの、どっちがいいか。恐れてやらないのはもったいない。
俺達のために戦争に行った人がいる。その人達のために一所懸命生きなきゃ。一所懸命やらなければいけない。
質問10「悩みはありますか?」
あるある。悩んでるから悩みに操られたくない。悩んで当たり前。犬でも悩むと思うよ。
悩みの奴隷になりたくない。奴隷とは自分の意思で動けない、自由でない、自分の信じていることが出来ないと言うこと。鎖につながれていると言うこと。鎖を自分で持っているだけだ。自分で放しちゃえ。試してみなよ。
開けようとしてもいないのに鍵がかかっていると思っちゃってる。柵なんてないから。鍵なんてかかってないから。やってみようよ。
質問11「『CASSHERN』の最後の光はまた違う星に辿りつきましたが、何を表しているのでしょうか?」
鉄也とルナの自分たちの意志・想いが成就するんだということ。
一回崩壊してまたそこから何かが起こる。
質問12「映画を作るにあたって、商業主義になるか自分の作りたいものを作るか。どう考えてますか?」
両立しようとしている。お金を出してもらってやりたいことだけやるんならいいけど、お金を返さなきゃいけない、ヒットさせなきゃいけない、見てもらわなきゃいけない。
商業的にヒットさせるのと自分の撮りたい映画をつくることを両立できるのかと聞くこと自体もなんで両立できないの? と言いたい。
さっきの話でどこか鎖につながっていると思っちゃっているから、そこさえ放しちゃえばいいんじゃないのかな。
俺が嫌なのは、これをやれば受けるからといって自分の思っていないものを作ること、これは俺は違うと思う。
質問13「紀里谷さんの好きな言葉、または生きるキーワードを教えてください」
「死」だね。ポジティブだよ。「死」が大前提だと何でも出来る。
「少年よ、大志を抱け」= リミットとかけるなよ、ということ。リミットをかけずに。何でも出来るよ。そういうのが好き。
「死」はラスボス。そいつの顔を毎日見ていたら怖くない。何だって出来る。
質問14「壁はどうやって乗り越えますか?」
壁にぶつかるのが当たり前。そういうもの。クリアすべきもの。クリアして当たり前。それを楽しみましょう。
映画を作っているときに問題が出てくる。でもある時点から笑っちゃった。
クリアできると思ってやらないとダメ。それがクリエイティブにつながる。
今までにないものを作ろうとするから問題が起こるんだし、みんなが観に来る。
質問15「次の映画はもう考えているのですか?」
次、もう考えている。出来れば毎年1本作りたい。
でもいつか映画もやめるかも。
俺サーフィンやりたい。
質問16「芸術の存在についてどう考えていますか?」
想像上の産物。現実と非現実の中間。
ある人が芸術家の定義として「神に一番近い存在」と言った。
なぜならば、芸術は本来必要のないもの。
でもなくならないわけよ。それってステキじゃない?
質問17「怖いものありますか?」
蛙。
根菜が食べれないんですよ。
いっぱいありますよ。
でもそれに縛られたくない。
でも案外ないのかも。
怖いものに縛られて何も出来ないということ、後悔するということが怖いのかも。
質問18「平和を伝える手段として映画を選んだ理由を教えてください」
よくわからない。それも衝動の話。ある種の運命かな。映画とは何ぞやって議論したくないもんね。
『CASSHERN』作ってさ、沢山言われたけど、「これは映画じゃない」って。
「ん? 映画って何?」って真摯に聞きたい。「こういうもんだ」とか嫌い。
「この映画は駄作だ」とか。駄作って言う言葉も嫌い。駄作ってどういうこと? 好きか嫌いかなら分かるんだけど。
駄作ってどんだけ上から目線なんだよ、おまえは神なのかよと思った。
そういう発言がまかり通るのが怖い。ここから、「あなた日本人だからこうでしょ」という話にヒートアップしていっちゃう。
質問19「里谷さんにとって至福のときはいつですか?」
この前5歳の子どもと遊んでた。ちょ~楽しいの! なんでかな~と思ったら、エゴがないんだよね。
エゴってわかりますか? 「私は!」と言うこと。カテゴリーに分類していること。「私は」と言っている時点で分断が始まる。庵野さん風にいうとATフィールド。
子どもはそういうのがない。誰とでもすぐ話す。そういうのを見ていると楽しい。
エゴの反対は"楽しい"・"喜び"と誰かが言っていた。「私の」と思うから妬(ねた)む。
酒を飲んでる時が楽しいのは、どうでもいいと思えるからじゃないのか。
「恥ずかしい」もエゴ。「私」があるから「恥ずかしい」。
質問20「雑誌『GINGER』での撮影エピソードを教えてください」
女優さん3人に芝居をしてもらってそれを写真に撮った。
それまでモノと思っていたんだけれども、ファッションの中にリアルを撮りたかった。
質問21「映画を作って、良かったことを教えてください」
ものすごい人と何かを出来たことだね。そこもエゴがない。とにかくみんなで一つのことをやるんだという気持ちがあった。お金に代えられない。
ファンレターとか、子ども、おじいさんおばあさんから「人生が変わりました」って。そういう人が一人でもいるからいい。
深い次元でのコミュニケーション。クリエイティブを通して誰かが理解してくれたり喜んでくれたり。
それが出来たのは代え難い経験です。
質問22「"紀里谷"さんであるときと"岩下"さんであるときの線引きはあるのですか?」
関係ないね。
ある人から20歳の時にもらった名前。芸名とかそういうことではないんです。
最後に
とにかく皆さんに希望をかけてます。だからワ−クショップをやっています。希望をもちたい。
怖がらないでやっていく人達と繋がっていきたい。みんながやってけば他の人もやりやすい。そういうのが繋がっていけばみんなが楽しくなる。
願わくば戦争もなくなるんじゃないかな。願わくば何か他の人にしてください。
それをやることによって自分も変わると思います。それを継続してもらいたい。それがどんどん繋がってもらいたい。
出来れば自分たちでワークショップをやってもらいたい。クッキー作るのが上手ならクッキー作りの教室を開いてください。
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