Ruby 資料一覧

環境変数

2007/12/4更新

対応バージョン: 1.8

環境変数の参照/更新

環境変数の参照はENV['<環境変数名>']で可能である。

また、環境変数への値の設定はENV['<環境変数名>'] = 「値」で可能である。

例)

p ENV['SHELL']

=> "/bin/bash"

ライブラリサーチパスの参照/追加

既存のライブラリサーチパスは$LOAD_PATHに格納されているので、これを参照したりパスを追加したりできる。

パス参照

puts $LOAD_PATH

=> /usr/lib/ruby/site_ruby/1.8
=> /usr/lib/ruby/site_ruby/1.8/i386-linux
=> /usr/lib/ruby/site_ruby
=> /usr/lib/site_ruby/1.8
=> /usr/lib/site_ruby/1.8/i386-linux
=> /usr/lib/site_ruby
=> /usr/lib/ruby/1.8
=> /usr/lib/ruby/1.8/i386-linux
=> .

パス追加

$LOAD_PATH.push("/foo/bar/lib")

require "mylib"

Rubyスクリプトに環境変数の値を引き渡す

外部で設定した環境変数の値をRubyスクリプトに引き渡したい場合、以下のようにしてスクリプト自体は/bin/shで作成し、途中からRubyスクリプトを記述してそれを/bin/shから呼び出すという方法がある。

例) LD_LIBRARY_PATH環境変数の値をRubyスクリプト内で利用した場合

#!/bin/sh

LD_LIBRARY_PATH=/Users/foo/lib
export LD_LIBRARY_PATH

exec ruby -S -x "$0" "$@"

#!ruby
# ------- ここからRubyスクリプト -------

:
<Rubyのスクリプト>
: