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シリアルポートを別端末への接続用に使用する
2007/11/20更新
対応バージョン: 8
シリアルポートの制御をポートモニタから切り離す
Sunのマシンのシリアルポートは通常A/Bの2ポートがあるが、両ポートともttymonポートモニタの制御下にあるので、まずpmadmコマンドを用いて使用したいポートをこの制御から切り離す。
現状のポートモニタの状態を表示するとttya(Aポート)とttyb(Bポート)がポートモニタの制御下にある。
# pmadm -l PMTAG PMTYPE SVCTAG FLGS ID <PMSPECIFIC> zsmon ttymon ttya u root /dev/term/a I - /usr/bin/login - 9600 ldterm,ttcompat ttya login: - tvi925 y # zsmon ttymon ttyb u root /dev/term/b I - /usr/bin/login - 9600 ldterm,ttcompat ttyb login: - tvi925 y #
この状態からここではttybをポートモニタから切り離す。
# pmadm -r -p zsmon -s ttyb # pmadm -l PMTAG PMTYPE SVCTAG FLGS ID <PMSPECIFIC> zsmon ttymon ttya u root /dev/term/a I - /usr/bin/login - 9600 ldterm,ttcompat ttya login: - tvi925 y #
この作業により、/etc/saf/zsmon/_pmtabからttybのエントリが削除される。
シリアルポートの設定
次に/etc/remoteを編集して接続先端末と設定を合わせた接続用エントリを作成する。
最低限ボーレートのみ設定すればよいので、ここではBポートを9600bpsの設定にする。
# vi /etc/remote : cuab:dv=/dev/cua/b:br#9600 :
接続
最後に実際にシリアルポート経由で別端末に接続する。
# tip cuab Connect ← 接続
接続を解除するには[~]+[.]を入力する。
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