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SMTP AUTHの設定(LOGIN)

2008/8/17更新

対応バージョン: 2.62-1

sSMTPでSMTP AUTH(認証方式:LOGIN)を使用するにはssmtp.confに以下の設定を追加する。

AuthUser=<ユーザID>
AuthPass=<パスワード>
AuthMethod=LOGIN

さらにSSLを用いて通信する場合は以下の設定も記述する。

UseTLS=YES

以下にサーバとのやりとりを示す。

サーバからそのサーバがサポートする認証方式が通知される。

S:250-AUTH PLAIN LOGIN

この例の場合は「PLAIN」「LOGIN」がサポートされる。他に「CRAM-MD5」「DIGEST-MD5」があるが、試験環境がないのでここでは割愛する。

使用する認証方式をサーバに送るとサーバから認証方式に応じたレスポンスが返るので必要な情報を送る。

ここでは「LOGIN」について説明する。

C:AUTH LOGIN
S:334 VXNlcm5hbWU6 ← ログインプロンプト(「Username:」など)
C:<ユーザID> ← サーバにユーザIDを送る
S:334 UGFzc3dvcmQ6 ← パスワード入力プロンプト(「Password:」など)
C:<パスワード> ← サーバにパスワードを送る
S:235 ok authed ← 認証成功

プロンプトやユーザID/パスワードはすべてBase64エンコードされたものを使用する。

以降、メールデータを送信する。

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