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bcpの高速モードが利用できる条件

2008/6/12更新

対応バージョン: 11.9.2

bcp inでファイルからDBにデータを挿入する場合、高速モードと低速モードの2種類が利用できる。

高速モードはトランザクションログが記録されないので安全性では低速モードには劣るがパフォーマンスが高い。

もしエラー発生時にロールバックの必要がなく、途中までINSERTに成功したデータをいったん削除して再度bcp inを行えるのであれば高速モードが利用できる。

ただしモードを明示的に指定することはできず、以下の条件を全て満たした時のみ自動的に高速モードが選択される。

テーブルにインデックス、トリガーがない

データベースに「select into/bulkcopy/pllsort」オプションが設定されている

尚、高速モード実行後はトランザクションログのdumpができなくなるためデータベースのdumpを取得したほうがよい。