VERITAS VolumeManager資料一覧

何らかの原因でVolumeManagerがボリューム情報を参照できなくなった

2007/8/22更新

対応バージョン: 3.2

VolumeManager(VxVM)が管理するボリューム情報をVxVMに再認識させる。

以下の例ではHA構成のホスト2台と共有ディスク1台の構成とし、SCSIで接続されているものとする。

ホスト1

SCSIコントローラ0
  |
  +-- 内蔵HDD
  |
  +-- 共有ディスクのSCSIコントローラ2に接続

ホスト2

SCSIコントローラ0
  |
  +-- 内蔵HDD
  |
  +-- 共有ディスクのSCSIコントローラ2に接続

共有ディスク

SCSIコントローラ2
  |
  +-- 内蔵HDD
  |
  +-- ホスト1のSCSIコントローラ0に接続
  |
  +-- ホスト2のSCSIコントローラ0に接続

ここでホスト1でコントローラ2上のディスクのボリューム情報(ここではボリュームグループをapdg01とする)が見えない場合を想定する。

vxdiskコマンドにてVxVMが認識しているボリューム情報を参照すると、

# /usr/sbin/vxdisk list
DEVICE       TYPE      DISK         GROUP        STATUS
c0t0d0s2     sliced    root_disk    rootdg       online
c0t1d0s2     sliced    root_backup  rootdg       online
c2t0d0s2     sliced    -            -            online ←
c2t0d1s2     sliced    -            -            online

矢印部分がこのホストのapdg01として認識されている必要があるが認識されていない。

尚、それより下に表示されているc2t0d1s2はホスト2で使用しているものとするのでこのホストからみると「-」と表示されていてよい。

矢印部分をVxVMに認識させるにはvxdgコマンドのimportサブコマンドを実行する。

# /usr/sbin/vxdg -C -t import apdg01
-C : importロック解除
-t : 一時的なimport

(*) importの反対はdeportである(例 : /usr/sbin/vxdg -C deport apdg01)

その後vxdisk listを実行すると、

# /usr/sbin/vxdisk list
DEVICE       TYPE      DISK         GROUP        STATUS
c0t0d0s2     sliced    root_disk    rootdg       online
c0t1d0s2     sliced    root_backup  rootdg       online
c2t0d0s2     sliced    apdg01       apdg         online ←
c2t0d1s2     sliced    -            -            online

→ apdg01が有効になった。

ちなみに、ホスト2でこのvxdisk listを実行してみると以下のようになる。

# /usr/sbin/vxdisk list
DEVICE       TYPE      DISK         GROUP        STATUS
c0t0d0s2     sliced    root_disk    rootdg       online
c0t1d0s2     sliced    root_backup  rootdg       online
c2t0d0s2     sliced    -            -            online
c2t0d1s2     sliced    dbdg01       dbdg         online

→ 今度はapdg01にあたるボリュームが「-」と表示されている。

尚、コントローラ0のディスクは内蔵ディスクなので、当然のことながら両方のホストで使用可能になっている。