2020/02/11
コミュニティを主催しているとよく「何か始めたいんですけどどういうタイミングがいいですかね?」と聞かれることがあるんですが、一番いいのは「思い立ったその時」だと思っています。
僕がやっているArduinoのコミュニティは以下のような流れで始めました。始めようと思ったその日に全て整備したので衝動さえあれば一日でできます。衝動に勝るタイミングはありません。
2016年8月
IoTに興味が湧きラズパイを購入。しばらく使ったものの結局小さなPCだった。そうじゃなくてマイコンが使いたいんだ!(もちろんラズパイも好き)
2016年12月
ラズパイのもくもく会でArduinoの存在を知る。次回はArduinoがテーマだったのでイベント前日に秋月電子で購入してイベント参加。面白い!
2016年12月の年末年始
Arduino仲間が欲しくてコミュニティを探すも当時は大阪に一つしかなかった
2017年1月8日
東京にコミュニティがないのなら自分で作ればいいやと考えて思い立ったその日に開始。当日やったのは以下
・コミュニティ名決定(「Arduinoファン」)
・コミュニティのコンセプト決め(オンラインで情報交換やQ&A、オフラインでもくもく会)
・コミュニティのロゴプレート製作(ブレッドボードにジャンパーワイヤーを刺した物理版)
・Facebookグループ作成
・Twitterアカウント作成
・connpassグループ作成
・上記を個人サイトにまとめる
・第一回もくもく会のイベント作成(イベントは翌週1月15日開催)
・電子工作系のコミュニティで告知
始めて2年ほどが経ち、もくもく会は40回開催、Facebookグループのメンバーはもうすぐ3,000人です。
このコミュニティ運営がきっかけで雑誌に執筆する機会をいただいたりメディアの取材を受けたりもしましたし、なにより全く未知の領域だったハードウェア界隈のかたがたと本当にたくさんの繋がりを持つことができました。
参加してくださっているみなさん、会場を提供をしてくださる企業さん、まわりで応援してくださるみなさん全てに感謝です。
始まりは僕一人でも、少しずつ仲間を増やしていけばそれなりの規模になるので、やはり思い立ったその時の衝動を大切にしつつ、継続することが大事だと思っています。
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