NetBackup 資料一覧
2007/8/18更新
対応バージョン: BusinesServer 3.4
以下の手順で設定する。
Media Managerデバイスデーモン(ltid)を停止する
# stopltid
ロボット用デーモンを停止する
ltidを停止するとロボット用のほとんどのデーモンも停止する。
ただし、tldcd,tl8cd,tlhcd,lmfcdは例外となる。
これらは別のMedia Managerホストでリクエストを処理している可能性があるため個別に停止する。
# tldcd -t # tl8cd -t # tlhcd -t # lmfcd -t
ドライブを追加する
GUIツールjnbSAを起動
# jnbSA
[メディアとデバイスの管理(Media and Device Management)]をクリックする。
管理ウィンドウが表示されるので、左側のツリー表示を展開してドライブを追加するデバイスホストを表示する。
[アクション]メニューの[新規]-[ドライブ]をクリックする。
ダイアログボックスが表示されるので必要な情報を入力していく。
尚、このダイアログはプラットフォーム及びロボットタイプによって異なる。
ここでは非ロボットタイプの4mm DATドライブを例にして必要な情報の入力について説明する。
デバイスホスト
ドライブを追加するMedia Managerホストを指定する。このホストはMedia Managerの設定にも追加される。
ドライブ情報
ドライブタイプ
追加するドライブのタイプを指定する。
ドライブ名
ドライブを識別するためにMedia Managerによって使用される名前を指定する。
どのようなドライブか判別できるような名前を付けることを推奨する。
また、マルチホストドライブのオプションを使用している場合、必ず固有のドライブ名をい付ける必要がある。
デバイス名
(*) WindowsNTホストにのみ適用されるのでここでは割愛する。
ノンリワインドデバイス
(*) WindowsNTホストには適用されない。
通常はクローズ時にリワインドするデバイス、またはリワインドしないデバイスのデバイスファイルを使用できるが、Media Managerではクローズ時にリワインドしないデバイスのデバイスファイルのみが必要になる。
クローズ時にリワインドしないデバイスファイルを指定する。
ここでは/dev/rmt/2cbnを指定する。
クリーニング頻度
追加するドライブに一定間隔でのクリーニングスケジュールを設定する場合はドライブクリーニングの間隔を時間で指定する。
Media Managerではドライブを追加するとそのドライブ内でマウントされたボリュームのマウント時間の記録を開始する。
クリーニング頻度を指定しない場合でもプラットフォームおよびドライブでサポートされていればTape Alert機能を使用して自動化されたドライブクリーニング機能を利用できる。
ドライブクリーニングがサポートされているロボットタイプにドライブがありそのロボットでクリーニングカートリッジが定義されている場合には、累積されたマウント時間がクリーニング頻度に指定した時間を越えたときにクリーニングが自動的に実行される。
マウント時間はドライブがクリーニングされた時点でリセットされる。
ドライブステータス
初期状態の[ドライブステータス]は[ダウン]である。
これはドライブが追加後すぐには使用できないことを意味する。
ドライブをすぐ使用できるようにするにはステータスを[アップ]に設定する。
ドライブのステータスを[アップ]に設定した場合、デフォルトのモードはHP9000-800上のオプティカルドライブを除き全てのドライブでAVR(Automatic Volume Recognition)になる。
ドライブはロボティックライブラリにある(Drive is in a robotic library)
ドライブがロボティックコントロールの制御下におかれていることを意味する。
スタンドアロン(非ロボティック)ドライブの場合はこのチェックを外す。
ロボットドライブ情報
現在設定されている(ドライブを制御可能な)ロボットを選択する。
設定が終ったらltidを起動する
# ltid [-v]
(*) -vオプション付で起動するとsyslog経由でメッセージを出力するようになる。