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カタログを使用せずにデータをリストアする
2007/12/12更新
対応バージョン: BusinesServer 3.4
何らかの原因によりカタログが破損し、またテープ等からのカタログ復旧も不可能な場合、テープから直接データをリストアすることができる。
手順は以下のとおりである。
テープをマウント(手動)
テープ上の対象データ格納ブロックに移動
例) デバイスが/dev/rmt/0、データ格納ブロックが10番目の場合
# mt -f /dev/rmt/0cbn rew ... テープ巻き戻し # mt -f /dev/rmt/0cbn asf 10 ... 対象データブロックに移動 # mt -f /dev/rmt/0cbn fsr 1 ... レコードを1進める
テープ内容確認
例)
# /usr/openv/netbackup/bin/tar -tvf /dev/rmt/0cbn -b 128
(*) OS標準のtarは絶対に使ってはならない。
(*) ブロックサイズ(-b)は64,128,256等から適宜指定する。
リストア
例)
# cd /tmp ... リストア先ディレクトリに移動 # mt -f /dev/rmt/0cbn asf 10 # mt -f /dev/rmt/0cbn fsr 1 # /usr/openv/netbackup/bin/tar -xvf /dev/rmt/0cbn -b 128
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