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Solaris 10相当のVSE上でSolaris 8用のプログラムを動作させる

2007/8/26更新

対応バージョン: Solaris/SPARC to Linux/x86-64-1.1.1

QuickTransitに含まれているVSE(Virtual Solaris Environment)のバージョンはSolaris 10相当だが、バージョンの差異はQuickTransitが吸収するので問題なく動作させられる。

ただし、バージョン番号を意識するプログラム(バージョン番号によって挙動を変えるようなプログラムの場合)はVSEのバージョン番号を変更する必要がある。

手順 (デーモン再起動は不要)

# vi /etc/opt/QuickTransit-SPARC/QuickTransit.conf
:
FU_OS_RELEASE=5.8 ← 追加(Solaris 8の場合)

確認

(変更前)

% uname -a
SunOS mota401a 5.10 TB1V0_BASELINE_0004 sun4u sparc SUNW,Sun-Fire-V210

(変更後)

% uname -a
SunOS mota401a 5.8 TB1V0_BASELINE_0004 sun4u sparc SUNW,Sun-Fire-V210