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/export/home配下に作成したユーザのホームディレクトリを/homeにマップして使用する

2007/7/29更新

対応バージョン: 9

Solaris標準機能であるオートマウントを使用する。

まず/etc/auto_masterに

/home   /etc/auto_home   -rw,secure

と記述されていた場合(デフォルト)は/etc/auto_homeに以下の記述を追加してautomountdにHUPシグナルを送って設定を有効にする。

#+auto_home ← コメントアウト
*    -rw     localhost:/export/home/& ← 追加

尚、「*」と「&」はそれぞれ以下の意味である。

*

任意のディレクトリ名に置き換えられる。

&

自行の第一オクテットで指定された文字列に置き換えられる。

つまり、/export/home/fooと/export/home/barがあった場合に/etc/auto_homeにこのように記述しておけば、実際には以下のように記述したのと同じ動作をする。

foo  -rw  localhost:/export/home/foo
bar  -rw  localhost:/export/home/bar