Solaris 資料一覧
OSインストール時にNICを認識しない(x86)
2008/8/7更新
対応バージョン: 10 x86
Intel機の場合、OSインストール時にNICが認識されない場合がある。
例えばCompaq Evo内蔵のNICを使用するには以下の手順でiprbドライバを組み込む。
ベンダID、デバイスIDの確認
# prtconf -pv : model: 'Ethernet controller' : vendor-id: 00008086 device-id: 0000103b :
ドライバの確認
# grep 8086 /boot/solaris/devicedb/master pci8086,1039 pci8086,1039 net pci iprb.bef "Intel 82801DB Ethernet 82562ET/EZ PHY" pci8086,103d pci8086,103d net pci iprb.bef "Intel 82801DB PRO/100 VE Ethernet"
上記より、ベンダID「8086」(Intel)はiprbドライバを使用することがわかる。
ドライバエイリアスの追加
不足しているデバイスIDを追加する。
# vi /etc/driver_aliases : iprb "pci8086,1039" iprb "pci8086,103b" ← 追加 iprb "pci8086,103d" :
デバイス再構築指示
# touch /reconfigure
リブート
これでドライバの組み込みが完了するのでifconfig等でホスト情報を設定する。