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syslogに一定時間毎にタイムスタンプマーク(-- MARK --)を出力させる
2008/2/29更新
対応バージョン: 8
通常syslogは特別なイベントが発生しない限りログを出力しないが、-mオプション付でsyslogdを起動することによって一定期間毎にログを出力することができる。
これはsyslog.confが正常に動作しているか調べるのに役立つ。
設定はまず/etc/syslog.confに以下の設定を追加する。
mark.debug /var/adm/messages
次に/etc/init.d/syslogを以下のように変更し、syslogdを再起動する。
(変更前)
/usr/sbin/syslogd >/dev/msglog 2>&1 &
(変更後)
/usr/sbin/syslogd -m 60 >/dev/msglog 2>&1 & ← -mオプションとログ出力間隔(分)を指定
上記の設定の場合、messagesには以下のようなメッセージが60分おきに出力される。
Feb 29 02:25:30 host1 -- MARK --