「Arduinoファンもくもく会#012」開催しました(Yahoo! LODGE)

2017/09/10

本日「Arduinoファンもくもく会#012」を開催しました。

会場は前回と同じくYahoo! LODGE。赤い大テーブルをまるごとお借りして贅沢に使わせてもらいました。

今回も初めましてのかたが何人もいらっしゃって、常連さんつながりで飛び入りで参加してくださったかたもいました。

何度やっても新しいものを目にしなかったことがないくらい、毎回みなさんいろいろなものを持っていらっしゃるので自然と会話が弾みます。

そしていつも同時開催してくださっている新潟・燕の「ものづくり学縁 つばめ」さんも今回も同じ時間帯にマイコンもくもく会を開催。一体感があっていいですね。

さてそれでは参加されたみなさんの成果をご紹介していきます。

まずは常連の小学生エンジニア君。初めてリレーを使った回路を作ってカチカチと心地よい音とともにLEDを点滅させています。サージ対策のダイオードを接続するのも忘れていません。さすがです。次にこちらも常連さんの狩野さんによる自走式ローバー。前回は駆動系の基本的なところまでの製作でしたが今回はLIDARを組み合わせた周辺認識機能付きに進化していました。ボディも3Dプリンタによる成形で完全オリジナル。今後の展開がますます楽しみです。

今回飛び入りで参加してくださったmacsbugさんはe-Paperやその他いろいろな出力装置を持ってきていただいて、特にe-Paperのチラつきや滲み(にじみ)の一切ないクリアな表示はまさに電子ペーパーの名にふさわしいデバイスだと思いました。macsbugさんのブログは情報量がものすごいので必見です。

最後に常連さんの2作品を。左はtomorrowさんの作品でネコ型テッシュカバーの中にいろいろな仕掛けがしてあって背中をなでるとゴロゴロとネコっぽい感じが伝わってきます。目には小型カメラが付いていてネコから見た風景がPC上に映し出されています。OpenCVで画像認識させようとするも、性能の出るマシンでないと厳しいとのこと。右は凌宮鉄道さんの新機軸。ポットの温度をPWM制御してトロトロの半熟ゆで卵を作ろうというもの。温度上昇に合わせて上昇幅が緩やかになっていき、あるしきい値を超えると一定の温度を保つような仕組みになっていて、しばらく待って見事半熟ゆで卵ができあがっていました!調理過程の温度変化が可視化されるのはいいですね。

会に参加されたみなさんにはお話しましたが、次回はいつもと違った趣向で開催しますのでお楽しみに!

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