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仮想マシンをコピーする方法(Windows)

2014/11/11更新

対応バージョン: 5.0.2 for Windows 7

VMware Playerは標準では仮想マシンをコピーする手段を提供していない。

多少面倒ではあるがいくつかのファイル操作をすれば仮想マシンをコピーすることができるので以下にその手順を示す。

前提条件

コピー中にファイルが更新されては困るのでコピー元の仮想マシンは停止しておく

仮想マシン作成

コピー先の受け皿として空の仮想マシンを作成する

[Player] > [ファイル] > [新しい仮想マシン]

-> 新しい仮想マシンウィザードが開く

「後でOSをインストール」をチェックして[次へ]をクリック
作成したいゲストOSとバージョンにコピー元と同じものを指定して[次へ]をクリック
任意の仮想マシン名を決め、場所はデフォルトのまま[次へ]をクリック
ディスク最大サイズを決め、「仮想ディスクを複数のファイルに分割」をチェックして[次へ]をクリック
内容に不備がないことを確認して[完了]をクリック

-> C:\Users\<ログオンアカウント>\Documents\Virtual Machines\<仮想マシン名>に以下のファイルが作成される

<仮想マシン名>.vmdk
<仮想マシン名>.vmsd
<仮想マシン名>.vmx
<仮想マシン名>.vmxf
<仮想マシン名>-s001.vmdk
<仮想マシン名>-s002.vmdk
<仮想マシン名>-s003.vmdk
:

仮想マシンコピー

上記で作成された複数のvmdkファイルをorgフォルダなどを作ってそこに移動(待避)する。元のフォルダには以下のファイルが残った状態になる
<仮想マシン名>.vmsd
<仮想マシン名>.vmx
<仮想マシン名>.vmxf
ここにコピー元のフォルダからvmdkファイルを全てコピーする。このvmdkファイルを仮に「from*.vmdk」とする
コピーしたファイルのファイル名を変更する
from.vmdk -> <仮想マシン名>.vmdk
from-s001.vmdk -> <仮想マシン名>-s001.vmdk
from-s002.vmdk -> <仮想マシン名>-s002.vmdk
from-s003.vmdk -> <仮想マシン名>-s003.vmdk
:

仮想マシン設定

<仮想マシン名>.vmdkをエディタで開き、vmdkファイルの名前を変更する
# Extent description
RW 208896 SPARSE "from-s001.vmdk" -> "<仮想マシン名>-s001.vmdk"
RW 208896 SPARSE "from-s002.vmdk" -> "<仮想マシン名>-s002.vmdk"
RW 208896 SPARSE "from-s003.vmdk" -> "<仮想マシン名>-s003.vmdk"
:
<仮想マシン名>.vmxをエディタで開き、以下の<仮想マシン名>が正しいことを確認する
scsi0:0.fileName = "<仮想マシン名>.vmdk"
displayName = "<仮想マシン名>"
<仮想マシン名>.vmxfをエディタで開き、以下の<仮想マシン名>が正しいことを確認する
<vmxPathName type="string"><仮想マシン名>.vmx</vmxPathName></VM></Foundry>
Player上の設定変更

割当メモリ・ネットワークタイプ・追加デバイスなど、Player上の設定はコピーされない(*)ので別途[Player] > [管理] > [仮想マシン設定]から設定を行う。

(*) 設定は<仮想マシン名>.vmxに保存されるが、このファイルは新規に仮想マシンを作成する時にいろいろな設定項目が自動的に作られるので単純にコピー元からコピーして使えない

仮想マシン起動、及び仮想マシン内の設定変更

仮想マシン内で設定するホスト名やIPアドレスなどの設定がコピー元と重なった状態のままなので仮想マシンが起動したら適宜設定を変更する。

待避ファイル削除

動作確認が取れたら待避しておいたorgフォルダをフォルダごと削除する。