NetBackup

2007/10/20更新

対応バージョン: BusinesServer 3.4

ロボットライブラリ内のテープを交換した場合、そのままではNetBackup内で管理しているボリューム管理データベースに反映されないのでvmupdateコマンドにより同期する必要がある。

この操作を「インベントリ」と呼ぶ。

/usr/openv/volmgr/bin/vmupdate -rt <ロボットタイプ> -rn <ロボット番号>

ロボットタイプには以下の種類が指定できる。

odl

光ディスクライブラリ

tl4

4MMテープライブラリ

tl8

8MMテープライブラリ

tld

DLTテープライブラリ

ts8

8MMテープスタッカ

tsd

DLTテープスタッカ

tsh

ハーフインチテープスタッカ

例)

# /usr/openv/volmgr/bin/vmupdate -rt tld -rn 0

2008/3/4更新

対応バージョン: BusinesServer 3.4

vmqueryコマンドを使用することでメディアID、所属ボリュームプール名、マウントの日付や回数など、メディアの状態を確認することができる。

# /usr/openv/volmgr/bin/vmquery -m <メディアID>

例)

========================================================
media ID:              GM0021
media type:            DLT cartridge tape (11)
barcode:               GM0021
description:           Added by Media Manager
volume pool:           Product_Pool_Master (5)
robot type:            NONE - Not Robotic (0)
volume group:          ---
created:               Fri Dec 06 15:56:57 2002
assigned:              Tue Feb 26 03:00:07 2008
last mounted:          Sat Mar 01 03:02:06 2008
first mount:           Sun Feb 02 04:02:25 2003
expiration date:       ---
number of mounts:      194
max mounts allowed:    ---
status:                0x0
========================================================

-aオプションを付けると全てのメディアの情報が確認できる。

# /usr/openv/volmgr/bin/vmquery -a

この情報を参照することによって、カタログを破損/廃棄してしまったメディアに対して内容の手掛かりが得られる。

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2007/8/18更新

対応バージョン: BusinesServer 3.4

vmpoolコマンドを使用する。

ボリュームプール表示
vmpool -listall

例)

# /usr/openv/volmgr/bin/vmpool -listall
========================================
pool number:  0
pool name:    None
description:  the None pool (for anyone)
pool host:    ANYHOST
pool user:    ANY
pool group:   NONE
========================================
pool number:  1
pool name:    NetBackup
description:  the NetBackup pool
pool host:    ANYHOST
pool user:    0 (root)
pool group:   NONE
========================================
pool number:  3
pool name:    Develop_Pool
description:  ----
pool host:    ANYHOST
pool user:    ANY
pool group:   NONE
========================================
ボリュームプール作成
vmpool -add <ボリュームプール名> <説明> <ホスト> <UID> <GID>

例)

# /usr/openv/volmgr/bin/vmpool -add test_pool "test" host_a 0 0
ボリュームプール削除
vmpool -delete <ボリュームプール名>
ボリュームプール設定変更
vmpool -change <ボリュームプール名> <説明> <ホスト> <UID> <GID>

2008/6/24更新

対応バージョン: BusinesServer 3.4

対象となるメディアが使用中、あるいはFROZEN状態になっている。

前者の場合はメディアの使用が終了するまで待ち、後者の場合はFROZEN状態を解除した後vmdeleteを実行する。

/usr/openv/volmgr/bin/vmdelete -m <メディアID>

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2008/6/24更新

対応バージョン: BusinesServer 3.4

メディアを新規に追加した場合、所属するボリュームプールが「NetBackup」プールになるのでこれを別のボリュームプールに変更するにはvmchangeを使用する。

コマンドは/usr/openv/volmgr/binに格納されている。

vmchange -p <ボリュームプール番号> -m <メディアID>

例)

vmchange -p 3 -m GM0001 

ボリュームプール番号はvmpoolコマンドで確認できる。

vmpool -listall

2007/8/18更新

対応バージョン: BusinesServer 3.4

tpconfigコマンドを使用する。

例) DLTロボティックドライブとDATスタンドアローンドライブが接続されている場合

# /usr/openv/volmgr/bin/tpconfig -d
Index DriveName        DrivePath     Type Multihost Status
***** *********        **********    **** ********* ******
  0   QUANTUMDLT80000  /dev/rmt/1cbn dlt    No       UP
  1   HPC5683A0        /dev/rmt/0cbn 4mm    No       UP

2007/8/18更新

対応バージョン: BusinesServer 3.4

sgscanコマンドを使う。

例)

# /usr/openv/volmgr/bin/sgscan -v
/dev/sg/c0t0l0: Disk (/dev/rdsk/c0t0d0): "FUJITSU MAN3367M SUN36G 1502"
/dev/sg/c0t1l0: Disk (/dev/rdsk/c0t1d0): "FUJITSU MAN3367M SUN36G 1502"
/dev/sg/c0t5l0: Tape (/dev/rmt/0): "HP      C5683A          C005"
/dev/sg/c1t6l0: Cdrom: "PLEXTOR CD-ROM PX-40TS  1.13"
/dev/sg/c2t0l0: Disk (/dev/rdsk/c2t0d0): "HITACHI DF500               "
/dev/sg/c2t0l1: Disk (/dev/rdsk/c2t0d1): "HITACHI DF500               "
/dev/sg/c4t0l0: Changer: "HP      C7145-8000      226S"
/dev/sg/c4t1l0: Tape (/dev/rmt/1): "QUANTUM DLT8000         023B"

この例の場合、HDDx4、テープx3(うちチェンジャーx1)、CD-ROMx1が接続されているのが分かる。

2007/8/18更新

対応バージョン: BusinesServer 3.4

マスターサーバにクライアントの情報を追加する。

# /usr/openv/netbackup/bin/admincmd/bpclient -add \
-client <クライアントホスト名> -current_hos <マスターサーバホスト名>

例) 以下の設定の場合

クライアントホスト名 : `client'
マスターサーバホスト名 : `server' (192.168.1.1)
# /usr/openv/netbackup/bin/admincmd/bpclient -add \
-client client -current_hos server

bpclient: the requested operation was successfully completed (0)

# /usr/openv/netbackup/bin/admincmd/bpclient -L -All
Client Name: client
 Current Host:
        Hostname: server
        IP Address: 192.168.1.1
 Connect on non-reserved port:  no
 Dynamic Address:       no
 Free Browse:   Allow
 List Restore:  Not Specified
 Max Jobs This Client:  Not Specified

2007/12/12更新

対応バージョン: BusinesServer 3.4

何らかの原因によりカタログが破損し、またテープ等からのカタログ復旧も不可能な場合、テープから直接データをリストアすることができる。

手順は以下のとおりである。

テープをマウント(手動)

テープ上の対象データ格納ブロックに移動

例) デバイスが/dev/rmt/0、データ格納ブロックが10番目の場合

# mt -f /dev/rmt/0cbn rew ... テープ巻き戻し
# mt -f /dev/rmt/0cbn asf 10 ... 対象データブロックに移動
# mt -f /dev/rmt/0cbn fsr 1 ... レコードを1進める

テープ内容確認

例)

# /usr/openv/netbackup/bin/tar -tvf /dev/rmt/0cbn -b 128

(*) OS標準のtarは絶対に使ってはならない。

(*) ブロックサイズ(-b)は64,128,256等から適宜指定する。

リストア

例)

# cd /tmp ... リストア先ディレクトリに移動

# mt -f /dev/rmt/0cbn asf 10
# mt -f /dev/rmt/0cbn fsr 1

# /usr/openv/netbackup/bin/tar -xvf /dev/rmt/0cbn -b 128

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2007/8/18更新

対応バージョン: BusinesServer 3.4

ltid起動時に-nsuオプションを付ければよい。

OSブート時にその設定を有効にしたい場合は/etc/rc2.d/S77netbackupのltid起動部分を以下のように変更する。

(変更前)

  34          $LTID

(変更後)

  34          $LTID -nsu

尚、この設定はスタンドアローンタイプのドライブに対してのみ有効になるので同一ホストでロボットタイプのドライブを使っているような場合でもそのドライブの設定には影響ない。

2007/8/18更新

対応バージョン: BusinesServer 3.4

既にカタログバックアップ用のプロセス(bpbackupdb)が動いているので以下のいずれかの対応をする。

現在実行中のプロセス(カタログバックアップ)が終了するのを待つ。
もし何らかの原因でプロセスだけが動いている場合はこれをkillする。

2007/8/18更新

対応バージョン: BusinesServer 3.4

以下の原因が考えられる。

メディアがデッキに挿入されていない。
別メディアIDを持つメディア(この場合は「CAT000」以外のメディア)がデッキに挿入されている。

対処としては、該当するメディアをデッキに挿入すれば処理が再開する。

後者の場合でかつ現在挿入されているメディアのメディアIDを変更してよい場合はbplabelコマンドを使って強制的にメディアにメディアIDを書き込むことができる。

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また、カタログバックアップを中断してとりあえずバックアップを完了させるためには同プロセスをkillしてもよい。ただし問題は解決していないので別途対処する必要がある。

# ps -ef|grep bptm
  root  9627  9625 ... bptm -load -ev CAT000 -den 12 -sync -v

# kill 9627

2007/8/18更新

対応バージョン: BusinesServer 3.4

テープマネージャおよびオプティカルディスクマネージャ(bptm)でNetBackup Media Managerデバイスデーモン(ltid) からメディアマウントをリクエストしているときにエラーを受信した。

一般的な原因としてはltidが起動していない場合が多い。

2007/10/20更新

対応バージョン: BusinesServer 3.4

カタログの手動バックアップは以下のどちらかの方法で行う。

管理ツールjnbSAの[開始]メニューから[NetBackupカタログのバックアップ]を選択し、マスターサーバを入力するダイアログが表示されたところでサーバ名を入力して[OK]を押す。
コマンドラインから「bpbackupdb」を実行する(引数は不要)。

カタログのバックアップが終了すると以下のスクリプトが呼び出されるので後処理などはここに記述しておく。

/usr/openv/netbackup/bin/dbbackup_notify

このスクリプトには以下の引数が渡される。

$1(device)

バックアップを書き込むデバイスのタイプ("UNKNOWN", "OPTICAL", "TAPE", "DISK")

$2(vsn_or_path)

バックアップに使用するボリュームのシリアル番号(テープの場合)、またはパス(ディスクの場合)

$3(status)

バックアップの結果("SUCCESS", "FAIL")

またこのスクリプトはログファイルとして/usr/openv/netbackup/bin/DBBACKUP_CALLEDを生成し、カタログバックアップの成功/失敗によって以下の内容を出力する。

成功

NetBackup databases backed up on TAPE CTLG01

失敗

NetBackup database backup FAILED to TAPE CTLG01
"TAPE"

dbbackup_notifyの$1

"CTLG01"

dbbackup_notifyの$2

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2007/8/18更新

対応バージョン: BusinesServer 3.4

カタログの自動バックアップ設定は管理ツールjnbSAにて行う。

まず、[メディアとデバイスの管理]メニューからバックアップ用のメディアIDを設定しておく(メディアIDは6文字以内)。

ここで設定するメディアは「NetBackup」ボリュームプール内に存在する必要があるので注意する。

以上の準備を行ったうえで以下の手順で設定する。

[設定]-[NetBackupカタログのバックアップ]を選択し管理ウィンドウを開く

[属性]タブの設定

「Media 1のメディアタイプ」の指定で[Media Manager]を選択し、右の「メディアID」欄に(実在する)任意のメディアIDを指定する。ただし、他のメディアIDと重ならないものにする。

「メディアデンシティ」の指定でバックアップに使用するデンシティ(デバイス)を選択する。

[スケジュール]タブの設定

バックアップを作成するタイミングを指定する。自動「だけ」でバックアップを作成する場合は[個々のバックアップスケジュールの後]を選択する。

ただし、この場合は手動によるバックアップ作成後のカタログバックアップは行われないないので、手動を含めて何らかのバックアップを作成したらカタログをバックアップしておきたい場合は[任意のバックアップ/アーカイブ操作の後]を選択する。

[ファイル]タブの設定

バックアップするカタログファイルの絶対パスを指定する。

このパスはNetBackupインストール時に自動的に設定されるので、NetBackupインストール後にカタログファイルを保存するパスを変更していなければ何も設定する必要はない。

ちなみにデフォルトで設定されるパスは以下の2つである。

/usr/openv/netbackup/db

NetBackupスケジュール情報、エラーログ、およびクライアントホストからのバックアップファイルに関するすべての情報が含まれる。

/usr/openv/volmgr/database

設定に使用されているメディアとデバイスに関する情報が含まれる。

設定が全て終ったら[ファイル]-[保存]を選んで設定を保存する。

これで、何らかのバックアップが実行される度に自動的にカタログファイルのバックアップが行われる。

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2007/8/18更新

対応バージョン: BusinesServer 3.4

デフォルトではMediaManager管理を実行できるのはrootだけであるが、以下の手順でroot以外のユーザにMediaManager管理の権限を与えることができる。

ここではfooというユーザに同権限を与える手順を示す。

# cd /usr/openv/volmgr/bin
# chgrp foo mm* vm* ltid stopltid
# chmod 4550 mm* vm* ltid stopltid
# chmod 550 tpreq tpunmount

ロボティックデバイスを使用している場合はさらに以下の設定も行う。

# chgrp foo *cd *test
# chmod 4550 *cd *test

2007/8/18更新

対応バージョン: BusinesServer 3.4

bperrcodeコマンドを使用する。

エラーコードを指定すればそのエラー情報だけが、何も指定しなければ全てのエラー情報が表示される。

例) エラーコード66の意味

# /usr/openv/netbackup/bin/goodies/bperrcode 66
66 client backup failed to receive the CONTINUE BACKUP message

2007/8/18更新

対応バージョン: BusinesServer 3.4

同ディレクトリにある*_notifyスクリプトを修正する。

例えばログファイルBACKUP_EXIT_CALLEDを生成するスクリプトはbackup_exit_notifyなのでこのスクリプトを以下のように修正する。

(修正前)

45  if [ -s $OUTF ]
46  then
47         /bin/rm -rf $OUTF
48  fi

(修正後) 4行をコメントアウトする。

45  #if [ -s $OUTF ]
46  #then
47  #       /bin/rm -rf $OUTF
48  #fi

これで追加書き込みになるが、このようにしておくとログファイルのサイズが際限なく増えていくのでどこかのタイミングで削除やローテートを行うような措置が必要である。

2007/8/18更新

対応バージョン: BusinesServer 3.4

MediaManagerのログは通常では出力されない。

/usr/openv/volmgr/debug配下に以下のディレクトリを作成してからMediaManagerを起動すると出力されるようになる。

daemon

デーモンのデバッグ情報

reqlib

デーモンをリクエストするプロセス上のデバッグ情報

xvmadm

xvmadmコマンドのデバッグ情報

2007/8/18更新

対応バージョン: BusinesServer 3.4

/usr/openv/netbackup/bin配下に以下のスクリプトが用意されている。

括弧内は各スクリプトがログを出力するファイルである。

サーバで実行されるスクリプト

backup_notify (BACKUP_CALLED)
backup_exit_notify (BACKUP_EXIT_CALLED)
dbbackup_notify (DBBACKUP_CALLED)
diskfull_notify (DISKFULL_CALLED)
restore_notify (RESTORE_CALLED)
session_notify (SESSION_CALLED)
session_start_notify (SESSION_START_CALLED)
userreq_notify (BPRD_CALLED)

クライアントで実行されるスクリプト

(*) あらかじめサーバの/usr/openv/netbackup/bin/goodiesからクライアントの/usr/openv/netbackup/bin配下にコピーしておく必要がある。

bpstart_notify (BPSTART_CALLED)
bpend_notify (BPEND_CALLED)

それぞれ、起動されるタイミングや起動時の引数が異なるので以下に個別に説明する。

backup_notify

実行マシン

ストレージユニットのあるNetBackupサーバ

実行タイミング

バックアップが正常にメディアに書き込まれるたび

起動時引数

$1 : バックアップを実行しているプログラム名

$2 : バックアップイメージ名、またはパス

起動例
backup_notify bptm bilbo_0695316589

backup_exit_notify

実行マシン

NetBackupマスタサーバ

実行タイミング

クライアント、MediaManager、およびイメージカタログで各バックアップが完了するたび

起動時引数

$1 : clientname ... NetBackupカタログのクライアント名

$2 : classname .... NetBackupカタログのクラス名

$3 : schedname .... NetBackupカタログのスケジュール名

$4 : schedtype .... 以下のスケジュールタイプのいずれか1つ

   "FULL"

   "INCR" (差分インクリメンタル)

   "CINC" (累積インクリメンタル)

   "UBAK"

   "UARC"

$5 : exitstatus ... バックアップジョブ全体を終了するためのコード

起動例
backup_exit_notify freddie production fulls FULL 0
backup_exit_notify danr production incrementals INCR 73

bpstart_notify

実行マシン

UNIXクライアント

実行タイミング

バックアップまたはアーカイブが開始され初期化が完了するたび(ただしテープのポジショニング前)

このスクリプトの終了時には呼び出された継続プログラムと実行するバックアップまたはアーカイブのステータスが0である必要がある。

ステータスが0でないときに終了すると、クライアントバックアップやアーカイブのステータスが「bpstart_notifyに失敗しました」終了する場合がある。

bpstart_notifyスクリプトが存在する場合、このスクリプトはフォアグラウンドで実行され、この処理が完了するまでクライアントのbpbkarプロセスは待機状態になる。

サーバではBPSTART_TIMEOUTオプションによって指定された期間内にクライアントがcontinueメッセージで応答することを想定している。

BPSTART_TIMEOUTのデフォルト値は300(秒)なのでスクリプトの実行に必要な時間が300秒を越える場合はこの値を増やすこと。

起動時引数

$1 : clientname ... NetBackupカタログのクライアント名

$2 : classname .... NetBackupカタログのクラス名

$3 : schedname .... NetBackupカタログのスケジュール名

$4 : schedtype .... 以下のスケジュールタイプのいずれか1つ

   "FULL"

   "INCR" (差分インクリメンタル)

   "CINC" (累積インクリメンタル)

   "UBAK"

   "UARC"

起動例
bpstart_notify freddie cd4000s fulls FULL
bpstart_notify danr cd4000s incrementals INCR
bpstart_notify hare cd4000s fulls FULL
bpstart_notify freddie cd4000s user_backups UBAK
bpstart_notify danr cd4000s user_archive UARC
備考

特定のクラス、または特定のクラスとスケジュールの組合せに対してbpstart_notifyスクリプトを作成するには.classnameまたは.classname.schedulenameというサフィックスを付けたスクリプトファイルを作成する。

例えばスケジュールfullsを持つクラスproductionに対するスクリプト名は以下のようになる。

/usr/openv/netbackup/bin/bpstart_notify.production
/usr/openv/netbackup/bin/bpstart_notify.production.fulls

1番目のスクリプトはクラスproduction内のスケジュール設定されたすべてのバックアップに適用される。

2番目のスクリプトはクラスproduction内のスケジュールfullsによって設定されたバックアップのみに適用される。

(*) 指定されたバックアップに対してNetBackupでは最も詳細に名前が指定されているスクリプトを1つだけ使用する。例えばbpstart_notify.productionとbpstart_notify.production.fullsの両方のスクリプトが存在する場合はbpstart_notify.production.fullsのみが使用される。

UNIXクライアントではbpstart_notify内で以下の環境変数を使用することができる。

・BACKUPID

・UNIXBACKUPTIME

・BACKUPTIME

これらの変数はNetBackup bpbkarプロセスによって作成される。

バックアップに関する情報を記録するためにスクリプトで使用可能な構文の例を以下に示す。

BACKUPID=freddie_0857340526
UNIXBACKUPTIME=0857340526
BACKUPTIME=Sun Mar 2 16:08:46 1997

bpend_notify

bpend_notifyスクリプトはクライアントのデータ送信が完了してサーバによるメディアへの書き込みが完了していない場合でも実行されるので注意が必要である。

実行マシン

UNIXクライアント

実行タイミング

バックアップまたはアーカイブを完了するたび

アーカイブの場合はバックアップ終了後のファイル削除の前に実行される。

bpend_notifyスクリプトが存在する場合、このスクリプトはフォアグラウンドで実行され、この処理が完了するまでクライアントのbpbkarプロセスは待機状態になる。

サーバはBPEND_TIMEOUTオプションによって指定された期間内にクライアントが応答することを想定している。

BPEND_TIMEOUTのデフォルト値は300(秒)なのでスクリプトの実行に必要な時間が300秒を越える場合はこの値を増やすこと。

ただ、この値が高すぎるとサーバのほかのクライアントへのサービスに遅延が生じるため注意が必要である。

起動時引数

$1 : clientname ... NetBackupカタログのクライアント名

$2 : classname .... NetBackupカタログのクラス名

$3 : schedname .... NetBackupカタログのスケジュール名

$4 : schedtype .... 以下のスケジュールタイプのいずれか1つ

   "FULL"

   "INCR" (差分インクリメンタル)

   "CINC" (累積インクリメンタル)

   "UBAK"

   "UARC"

$5 : exitstatus ... bpbkarからの終了コード

これは単なるクライアントステータスで、バックアップの完了や成功を示すコードではない(backup_exit_notifyスクリプト参照)。例えば、サーバの障害が原因で [すべてのログエントリ]レポートでステータス84が報告されている場合でもクライアントではステータス0を示す。

起動例
bpend_notify freddie cd4000s fulls FULL 0
bpend_notify danr cd4000s incrementals INCR 73
備考

特定のクラス、または特定のクラスとスケジュールの組合せに対してbpend_notifyスクリプトを作成するには.classnameまたは.classname.schedulenameというサフィックスを付けたスクリプトファイルを作成する。

例えばスケジュールfullsを持つクラスproductionに対するスクリプト名は以下のようになる。

/usr/openv/netbackup/bin/bpend_notify.production
/usr/openv/netbackup/bin/bpend_notify.production.fulls

1番目のスクリプトはクラスproduction内のスケジュール設定されたすべてのバックアップに適用される。

2番目のスクリプトはクラスproduction内のスケジュールfullsによって設定されたバックアップのみに適用される。

(*) 指定されたバックアップに対してNetBackupでは最も詳細に名前が指定されているスクリプトを1つだけ使用する。例えばbpend_notify.productionとbpend_notify.production.fullsの両方のスクリプトが存在する場合はbpend_notify.production.fullsのみが使用される。

UNIXクライアントではbpend_notify内で以下の環境変数を使用することができる。

・BACKUPID

・UNIXBACKUPTIME

・BACKUPTIME

これらの変数はNetBackup bpbkarプロセスによって作成される。

バックアップに関する情報を記録するためにスクリプトで使用可能な構文の例を以下に示す。

BACKUPID=freddie_0857340526
UNIXBACKUPTIME=0857340526
BACKUPTIME=Sun Mar 2 16:08:46 1997

dbbackup_notify

実行マシン

マスタサーバ

実行タイミング

NetBackupがカタログバックアップを試行するたび

起動時引数

$1 : device ........ バックアップを書き込むデバイスのタイプ

$2 : vsn_or_path ... バックアップに使用するボリュームのシリアル番号(テープの場合)、またはパス(ディスクの場合)

$3 : status ........ バックアップが成功したかどうかを示す値で、"SUCCESS"または"FAIL"

起動例
dbbackup_notify DISK /disk1/bpsync1 SUCCESS
dbbackup_notify OPTICAL AA0001 FAIL
dbbackup_notify TAPE XYZ047 SUCCESS

diskfull_notify

実行マシン

ストレージユニットのあるNetBackupサーバ

実行タイミング

ディスクメディアマネージャ(bpdm)で、ディスクタイプのストレージユニットへのバックアップの書き込み中にディスクがいっぱいになるとこのスクリプトが呼び出される。

デフォルトでは5秒間スリープした後に書き込みを再試行する(書き込み中のファイルはアクティブなbpdmによって開かれた状態のまま)。

スクリプトを変更して、他のユーザに通知したり変更による影響のあるディレクトリやファイルシステムからほかのファイルを削除するなどのアクションを実行することができる。

起動時引数

$1 : programname ... プログラム名(常にbpdm)

$2 : pathname ...... 書き込み中のファイルへのパス

起動例
diskfull_notify bpdm /disk1/images/host_08193531_c1_F1

restore_notify

実行マシン

ストレージユニットのあるNetBackupサーバ

実行タイミング

NetBackupのテープマネージャ(bptm)またはディスクマネージャ(bpdm)はリストア中にクライアントへのデータ送信が終了すると(データが正常に送信されたかどうかにかかわらず)このスクリプトを呼び出す。

起動時引数

$1 : programname ... リストアまたは他の読み取りオペレーションを実行しているプログラム名

$2 : pathname ...... バックアップへのパス

$3 : operation ..... 以下のオペレーションのいずれか1つ

   "restore"

   "verify"

   "duplication"

   "import"

起動例
restore_notify bptm bilbo_0695316589 duplication

session_notify

実行マシン

マスタサーバ

実行タイミング

バックアップセクション終了時に、スケジュール設定されたバックアップが1つ以上正常に実行された場合にこのスクリプトが呼び出される。

このスクリプトが完了するまでスケジューラはサスペンドされるため、その他のバックアップを開始することはできない。

起動時引数

なし

session_start_notify

実行マシン

マスタサーバ

実行タイミング

一連のバックアップを実行する場合に、NetBackupはこのスクリプトを呼び出して1番目のバックアップを開始する前に必要な処理を実行する。

起動時引数

なし

userreq_notify

実行マシン

マスタサーバ

実行タイミング

以下のリクエストが行われるたび

・バックアップやアーカイブ内のファイルの一覧表示

・バックアップ、アーカイブ、またはリストの開始

起動時引数

$1 : action ....... 以下のアクションのいずれか1つ

   "backup"

   "archive"

   "manual_backup"

   "restore"

   "list"

$2 : clientname ... クライアント名

$3 : userid ....... ユーザID

起動例
userreq_notif backup mercury jdoe
userreq_notify archive mercury jdoe
userreq_notify manual_backup mercury jdoe
userreq_notify restore mercury jdoe
userreq_notify list mercury jdoe

2007/8/18更新

対応バージョン: BusinesServer 3.4

アクティビティログとは、標準のログやレポートだけでは問題の解決にならない場合に特定のプロセスに関する詳細なログを出力させるものである。

アクティビティログを有効にするには調査したいプロセスに関連する名前のディレクトリを/usr/openv/netbackup/logsに作っておくだけでよい。

ただし、root以外のユーザがプロセスを実行する場合(Oracleデータベースのバックアップなど)はディレクトリのモードを777にしておく。

以下にアクティビティログで使用するディレクトリ名と関連するプロセスを掲載する。

括弧内は当該ログが利用可能なマシンである。マシンには「マスターサーバ」「メディアサーバ」「クライアント」の3種類があるが両サーバをあわせて「サーバ」と表記する。

admin (サーバ)

管理コマンド

bp (クライアント)

メニュードリブン・クライアントユーザインタフェースプログラム

bparchive (クライアント)

アーカイブプログラム。このアクティビティログはxbpおよびbpプロセスのデバッグにも有効である。

bpbackup (クライアント)

バックアッププログラム。このアクティビティログはxbpおよびbpプロセスのデバッグにも有効である。

bpbkar (クライアント)

バックアップイメージの生成に使用するプログラム。

bpbrm (サーバ)

NetBackupバックアップマネージャ、リストアマネージャ。

bpcd (クライアント)

NetBackupクライアントデーモン

bpdbjobs (サーバ)

NetBackupジョブデータベースマネージャ

bpdm (サーバ)

NetBackupディスクマネージャ

bpdbm (サーバ)

NetBackupデータベースマネージャ

bphdb (クライアント)

obackupを起動してOracleデータベースのバックアップに使用するプログラム。

bpjava-msvc (サーバ/クライアント)

NetBackup-Javaインタフェースアプリケーションの起動時にinetdによって起動されるNetBackup-Javaアプリケーションサーバ・マスタプログラム。

このプログラムはアプリケーションを起動したユーザを認証する。

bpjava-usvc (サーバ/クライアント)

NetBackup-Javaインタフェースアプリケーションの起動時に表示されるログインを行うダイアログボックスを使用して正常にログインした場合に、bpjava-msvcによって起動されるNetBackupプログラム。

このプログラムはbpjava-msvcが実行されているホスト上のJava管理インタフェースとユーザインタフェースからの全てのリクエストに応答する。

bplist (クライアント)

バックアップおよびアーカイブされたファイルのリストを示すプログラム。

このアクティビティログはxbpおよびbpプロセスのデバッグにも有効である。

bprestore (クライアント)

リストアプログラム

bprd (サーバ)

NetBackupリクエストデーモン

bpsched (サーバ)

NetBackupバックアップスケジューラ

bptm (サーバ)

NetBackupテープ管理プロセス、またはオプティカルメディア管理プロセス

db_log (クライアント)

これらのログの詳細については、使用するデータベースエクステンション製品に対応したNetBackupのマニュアルを参照のこと。

tar (クライアント)

リストア中のtarプロセス

user_ops (サーバ/クライアント)

user_opsディレクトリは、全てのサーバ及びクライアントでのNetBackupインストール中に作成される。

NetBackup-Javaインタフェースプログラムでは一時ファイルとして、またユーザバックアップ、アーカイブ、およびリストアプログラム(jnbSA)によって生成されたジョブおよびプログレスログファイル用としてこのディレクトリを使用する。

このディレクトリはJavaプログラムのオペレーションを正しく実行するために不可欠で、一般的な読取権限、書込権限、および実行権限が設定されている必要がある。

user_opsにはJavaプログラムを使用する全てのユーザ用のディレクトリが含まれる。

xbpadm (サーバ)

X Window Systemベースの管理ユーティリティ

xbpmon (サーバ)

X Window Systemベースのジョブモニタ

使用例)

# cd /usr/openv/netbackup/logs
# mkdir admin bp bparchive bpbackup bpbkar bpbrm bpcd bpdbjobs
# mkdir bpdm bpdbm bphdb bpjava-msvc bpjava-usvc bplist bprestore
# mkdir bprd bpsched bptm db_log tar user_ops xbpadm xbpmon

アクティビティログはその性格上、サイズが非常に大きくなる場合があるので、障害時などの原因究明が必要な場合に「のみ」使用すること。

解析が終ったらログファイルだけでなく、そのログファイルが格納されているディレクトリまで忘れずに削除する。

2007/8/18更新

対応バージョン: BusinesServer 3.4

get_license_keyコマンドを使用する。

# /usr/openv/netbackup/bin/admincmd/get_license_key -L features

Active NetBackup Features
=========================

License Key:    BJXX-CRPO-8W9K-6POP-PPPP-PRPP-P6PI-EP
Date Added:     Apr 17, 2002 at 16:55:22
Host:           motd201a
Product:        NetBackup BusinesServer
Client count:   4
Expires:        No Expiration Date
Feature:        Base NetBackup

License Key:    BJXZ-CRPJ-BYJT-66PP-PPPP-PPCP-NPPA-UP
Date Added:     Apr 17, 2002 at 17:05:32
Host:           motd201a
Product:        NetBackup BusinesServer
Client count:   0
Expires:        No Expiration Date
Feature:        Additional Drives/Robotics

=========================

2007/8/18更新

対応バージョン: BusinesServer 3.4

bpdbjobsコマンドを使用する。

例) 現在のジョブ状況を確認(-report)

# /usr/openv/netbackup/bin/admincmd/bpdbjobs -report
  2159  Restore  Active                     mota201c
  2154  Backup   Done   0  AllDisk  Diff    motd201c   motd201a
  2155  Backup   Done   0  AllDisk  Diff    mota201c   motd201a
  2156  Backup   Done   0  AllDisk  Full    motd201c   motd201a
  2157  Backup   Done   0  AllDisk  Full    mota201c   motd201a
  2158  Restore  Done   0                   motd201a

例) 特定のジョブを終了(-kill)

# /usr/openv/netbackup/bin/admincmd/bpdbjobs -kill 2159

例) 全てのジョブを終了(-kill_all)

# /usr/openv/netbackup/bin/admincmd/bpdbjobs -kill_all

2007/8/18更新

対応バージョン: BusinesServer 3.4

以下のようなものがある。

vmps

アクティブになっているMedia Managerデーモンプロセスを表示する。

例)

# /usr/openv/volmgr/bin/vmps
root   237    1 0 19:49:59 ?  0:00 /usr/openv/volmgr/bin/ltid -nsu
root   247    1 0 19:50:00 ?  0:00 vmd
root   294  237 0 19:50:03 ?  0:00 tldd
root   295  237 0 19:50:05 ?  0:00 avrd
root   322    1 0 19:50:10 ?  0:00 tldcd

bpps -a

NetBackup関連プロセスの状態を表示する。

例)

# bpps -a
NB Processes
------------
    root   293   1  0 19:50:02 ?  0:00 /usr/openv/netbackup/bin/bpdbm
    root   243   1  0 19:50:00 ?  0:00 /usr/openv/netbackup/bin/bprd

MM Processes
------------
    root   237   1  0 19:49:59 ?  0:00 /usr/openv/volmgr/bin/ltid -nsu
    root   247   1  0 19:50:00 ?  0:00 vmd
    root   294 237  0 19:50:03 ?  0:00 tldd
    root   295 237  0 19:50:05 ?  0:00 avrd
    root   322   1  0 19:50:10 ?  0:00 tldcd

initbprd

bprdとbpdbmを起動する。

bpclntcmd -pn

NetBackupクライアントにおいてNetBackupマスタサーバへの照会を行いサーバからの情報を得る。

例)

# bpclntcmd -pn
expecting response from server motd101a
motd101a motd101a 172.20.61.131 60226

2007/8/18更新

対応バージョン: BusinesServer 3.4

以下のようなものがある。

ltid

Media Managerデバイスデーモン

ボリュームとオプティカルディスクの予約および割り当てを制御する。

テープリクエストが発行されるとltidはvmdにボリュームを検索するよう要求し、次に適当なロボットに検索されたボリュームをマウントするように要求する。

ボリュームを手動でマウントする必要がある場合、ltidはオペレータにその旨を通知する。

avrd(automatic volume recognition daemon)

自動ボリューム認識デーモン

vmd

ボリュームデータベースを制御するMedia Managerボリュームデーモン

リクエストされたボリュームの位置をltidに通知し、各ボリュームのマウント回数と最終マウント時刻をトラッキングする。

vopied

クライアントとサーバ上のrootユーザ以外のユーザの認証を管理する。

2008/4/9更新

対応バージョン: BusinesServer 3.4

フロントパネルに以下のようなメッセージが出ている。

Cleaning Cycle Failed
  Drive is clean
(or was already clean)
Please replace cleaning
tape, as it has expired

このメッセージは、ドライブがクリーニングを必要としていない状態(clean)でありながら使用回数が終了(expire)したクリーニングテープを挿入したことを意味する。

したがって新品のクリーニングテープを用意しておいて、「Needs to be cleaned」というメッセージが出たらその時にクリーニングすればよい。

2008/2/24更新

対応バージョン: BusinesServer 3.4

事象としては装置前面のLEDは緑の点灯(正常)で、フロントパネルにもエラーは出ていない。

ただ、messagesには以下のようなメッセージが出ている。

scsi: WARNING: /pci@1f,4000/scsi@4/st@1,0 (st29):
      Error for Command: rezero/rewind    Error Level: Fatal
scsi: Requested Block: 0    Error Block: 0
scsi: Vendor: QUANTUM       Serial Number:  ;
scsi: Sense Key: Hardware Error
scsi: ASC: 0x15 (<vendor unique code 0x15>), ASCQ: 0x1, FRU: 0x0

このような事象の場合、まずメディアの不良が考えられるので別のメディアに交換してみる。

それでも事象が変わらない場合は故障と判断して修理 or 交換する。

関連資料・記事

2008/2/24更新

対応バージョン: BusinesServer 3.4

事象としては装置前面のLEDが赤く点滅し、フロントパネルには以下のようなメッセージが出ている。

Drive Unloading MEDIA1
----------------------

      HARD ERROR

Failed to unload tape from
drive. Drive failed to unload
tape

[MORE]ボタン押下

Failed MOVE
From Drive 1
To Storage Slot 2

[MORE]ボタン押下

2008/02/19 03:31:59
Code 63, Qualifier 121
Sequence....
54,53,124,125,126,107

[MORE]ボタン押下

Suggestion (1/2)
Clear the tape path

[MORE]ボタン押下

Suggestion (2/2)
Check host is idle, and power
cycle the library

[MORE]ボタン押下

Field Replaceable Units
1. Drive Module
2. Library Transport Assy
3. Library Controller Card

またmessagesには以下のようなメッセージが出ている。

scsi: /pci@1f,4000/scsi@4 (glm4):
      Cmd (0x237578) dump for Target 0 Lun 0:
scsi: /pci@1f,4000/scsi@4 (glm4):
      cdb=[ 0xa5 0x0 0x0 0x0 0x0 0x1 0x0 0x20 0x0 0x0 0x0 0x0 ]
scsi: /pci@1f,4000/scsi@4 (glm4):
      pkt_flags=0x0 pkt_statistics=0x61 pkt_state=0x7
scsi: /pci@1f,4000/scsi@4 (glm4):
      pkt_scbp=0x0 cmd_flags=0xe1
scsi: WARNING: /pci@1f,4000/scsi@4 (glm4):
      Disconnected command timeout for Target 0.0

genunix: glm4: fault detected in device; service still available
genunix: glm4: Disconnected command timeout for Target 0.0

glm: ID[SUNWpd.glm.cmd_timeout.6016]

tldcd: TLD(0) key = 0x5, asc = 0x0, ascq = 0x16, UNKNOWN ERROR, SENSE_K: 0x16
tldcd: TLD(0) Move_medium error: CHECK CONDITION

tldd: Adding media ID MEDIA1 to unmountable media list
tldd: TLD(0) drive 1 (device 0) is being DOWNED, status: Robotic mount 

tldd: Check integrity of the drive, drive path, and media
tldd: Removing media ID MEDIA1 from unmountable media list

このような事象の場合、まず装置のハングアップが考えられるので電源OFF/ONで復旧するか試す。

それでも復旧しない場合は故障と判断して修理 or 交換する。

電源OFF/ONや修理・交換を行ったあとは当該ストレージユニットが使用不能(ダウン)になっている可能性があるので以下の資料を参照してダウン状態を解除する。

関連資料・記事

2007/8/18更新

対応バージョン: BusinesServer 3.4

以下の手順で設定する。

Media Managerデバイスデーモン(ltid)を停止する

# stopltid

ロボット用デーモンを停止する

ltidを停止するとロボット用のほとんどのデーモンも停止する。

ただし、tldcd,tl8cd,tlhcd,lmfcdは例外となる。

これらは別のMedia Managerホストでリクエストを処理している可能性があるため個別に停止する。

# tldcd -t
# tl8cd -t
# tlhcd -t
# lmfcd -t

ドライブを追加する

GUIツールjnbSAを起動

# jnbSA

[メディアとデバイスの管理(Media and Device Management)]をクリックする。

管理ウィンドウが表示されるので、左側のツリー表示を展開してドライブを追加するデバイスホストを表示する。

[アクション]メニューの[新規]-[ドライブ]をクリックする。

ダイアログボックスが表示されるので必要な情報を入力していく。

尚、このダイアログはプラットフォーム及びロボットタイプによって異なる。

ここでは非ロボットタイプの4mm DATドライブを例にして必要な情報の入力について説明する。

デバイスホスト

ドライブを追加するMedia Managerホストを指定する。このホストはMedia Managerの設定にも追加される。

ドライブ情報
ドライブタイプ

追加するドライブのタイプを指定する。

ドライブ名

ドライブを識別するためにMedia Managerによって使用される名前を指定する。

どのようなドライブか判別できるような名前を付けることを推奨する。

また、マルチホストドライブのオプションを使用している場合、必ず固有のドライブ名をい付ける必要がある。

デバイス名

(*) WindowsNTホストにのみ適用されるのでここでは割愛する。

ノンリワインドデバイス

(*) WindowsNTホストには適用されない。

通常はクローズ時にリワインドするデバイス、またはリワインドしないデバイスのデバイスファイルを使用できるが、Media Managerではクローズ時にリワインドしないデバイスのデバイスファイルのみが必要になる。

クローズ時にリワインドしないデバイスファイルを指定する。

ここでは/dev/rmt/2cbnを指定する。

クリーニング頻度

追加するドライブに一定間隔でのクリーニングスケジュールを設定する場合はドライブクリーニングの間隔を時間で指定する。

Media Managerではドライブを追加するとそのドライブ内でマウントされたボリュームのマウント時間の記録を開始する。

クリーニング頻度を指定しない場合でもプラットフォームおよびドライブでサポートされていればTape Alert機能を使用して自動化されたドライブクリーニング機能を利用できる。

ドライブクリーニングがサポートされているロボットタイプにドライブがありそのロボットでクリーニングカートリッジが定義されている場合には、累積されたマウント時間がクリーニング頻度に指定した時間を越えたときにクリーニングが自動的に実行される。

マウント時間はドライブがクリーニングされた時点でリセットされる。

ドライブステータス

初期状態の[ドライブステータス]は[ダウン]である。

これはドライブが追加後すぐには使用できないことを意味する。

ドライブをすぐ使用できるようにするにはステータスを[アップ]に設定する。

ドライブのステータスを[アップ]に設定した場合、デフォルトのモードはHP9000-800上のオプティカルドライブを除き全てのドライブでAVR(Automatic Volume Recognition)になる。

ドライブはロボティックライブラリにある(Drive is in a robotic library)

ドライブがロボティックコントロールの制御下におかれていることを意味する。

スタンドアロン(非ロボティック)ドライブの場合はこのチェックを外す。

ロボットドライブ情報

現在設定されている(ドライブを制御可能な)ロボットを選択する。

設定が終ったらltidを起動する

# ltid [-v]

(*) -vオプション付で起動するとsyslog経由でメッセージを出力するようになる。

2007/8/18更新

対応バージョン: BusinesServer 3.4

tpcleanコマンドを使用する。

例)

# /usr/openv/volmgr/bin/tpclean -L
Drive Name       Type  Mount Time  Frequency  Last Cleaned      Comment
**********       ****  **********  *********  ****************  *******
QUANTUMDLT80000  dlt*  0.0         0          15:32 05/11/2007
HPC5683A0        4mm   18.4        0               N/A

2007/8/18更新

対応バージョン: BusinesServer 3.4

tpcleanコマンドを使用する。

# /usr/openv/volmgr/bin/tpclean -M <ドライブ名>

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2007/8/18更新

対応バージョン: BusinesServer 3.4

クラスを管理するにはbpcl*関連コマンドを使用する。目的に応じてコマンドが分かれているのでそれぞれ適切なものを使用する。

尚、コマンドは/usr/openv/netbackup/bin/admincmdに格納されている。

bpclassnew

クラスを新規に作成する。

新規作成(各種定義内容はデフォルト)
bpclassnew <クラス>
既存のクラス定義をコピーして新規作成
bpclassnew <クラス> -sameclass <コピー元クラス>
クラス名を変更
bpclassnew <クラス> -renameto <変更後クラス名>

bpcldelete

定義済クラスを削除する。

bpcldelete <クラス>

bpclclients

指定したクラスにバックアップクライアントを追加する。

新規追加
bpclclients <クラス> -add <ホスト> <ハード> <OS> [<プライオリティ>]

例) Solaris8のクライアントを追加する

bpclclients Full -add host_a Solaris Solaris8
削除
bpclclients <クラス> -delete <ホスト>
属性変更
bpclclients <クラス> -modify <ホスト> [-hardware <ハード>] [-os <OS>] [<プライオリティ>]

bpclinclude

指定したクラスにバックアップ対象パスを設定する。

新規追加
bpclinclude <クラス> -add <パス>
<パス>に「ALL_LOCAL_DRIVES」を指定すると、ローカルのディスクを全てバックアップ対象にできる。
削除
bpclinclude <クラス> -delete <パス>
属性変更
bpclinclude <クラス> -modify <変更前パス> <変更後パス>

bpclsched

指定したクラスのバックアップスケジュールを設定する。

新規設定
bpclsched <クラス> -add <スケジュール名> -st <スケジュールタイプ> \
  -residence <ストレージユニット> -pool <ボリュームプール>
<スケジュールタイプ>には以下の種類が指定できる。デフォルトはFULLである。

・FULL : Full Backup(完全バックアップ)

・INCR : Differential Inclemental Backup(差分型増分バックアップ)

・CINC : Cumulative Inclemental Backup(累積型増分バックアップ)

・UBAK : User Backup(バック主導バックアップ)

・UARC : User Archive(ユーザ主導アーカイブ)

スケジュール削除
bpclsched <クラス> -delete <スケジュール名>
クラス内の全スケジュール削除
bpclsched <クラス> -deleteall <スケジュール名>

bpclinfo

クラス定義を設定/変更する。

設定
bpclinfo <クラス> -set -residence <ストレージユニット> -pool <ボリュームプール>
変更
bpclinfo <クラス> -modify -residence <ストレージユニット> -pool <ボリュームプール>

クラス定義の格納方法

クラス定義は/usr/openv/netbackup/db/class/<クラス名>に格納されている。

同ディレクトリ配下のファイル配置は以下のとおり。

|
+- clients
|  バックアップ対象となるクライアント
|
+- includes
|  バックアップ対象となるファイル
|  (ALL_LOCAL_DRIVESならローカルディスクの内容を全てバックアップする設定)
|
+- info
|  クラス定義
|
+- schedule
    |
    +- <スケジュール1>
    |   |
    |   +- days
    |   |  バックアップスケジュール
    |   +- info
    |      スケジュール定義
    |    
    +- <スケジュール2>
    :   |
        +- days
        +- info

2007/8/18更新

対応バージョン: BusinesServer 3.4

bpmediaコマンドを使用する。

確認

例)

# /usr/openv/netbackup/bin/goodies/available_media
media  media robot robot robot side/ ret   size     status
 ID    type  type    #   slot  face  level KBytes
-------------------------------------------------------------
NetBackup pool

CL0000 DLT   TLD     0     9   -      -    -        AVAILABLE
CAT000 4MM   NONE    -     -   -      -    -        DBBACKUP

Product_Pool_Master pool

GM0021 DLT   TLD     0     1   -      -    -        AVAILABLE
GM0022 DLT   TLD     0     2   -      -    -        AVAILABLE
GM0023 DLT   TLD     0     3   -      -    -        AVAILABLE
GM0031 DLT   NONE    -     -   -      -    -        AVAILABLE
GM0032 DLT   NONE    -     -   -      -    -        AVAILABLE
GM0033 DLT   NONE    -     -   -      -    -        AVAILABLE
GM0034 DLT   NONE    -     -   -      -    -        AVAILABLE
GM0024 DLT   TLD     0     4   -      1    45523040 FROZEN

FROZEN解除

例)

# /usr/openv/netbackup/bin/admincmd/bpmedia -unfreeze -ev GM0024 ← メディアID

2007/8/18更新

対応バージョン: BusinesServer 3.4

bplabelコマンドを使用する。

# /usr/openv/netbackup/bin/admincmd/bplabel -ev <メディアID> \
-d <ドライブの密度> -p <ボリュームプール名> -n <ドライブ名>

例) 以下の設定の場合

メディア ID : 'CTLG01' (1〜6文字)
テープドライブの密度 : '4mm'

以下の密度が指定可能

4mm (4mm cartridge)

8mm (8mm cartridge)

dlt (dlt cartridge)

dlt2 (dlt cartridge alternate)

qscsi (1/4 in cartridge)

(*) 以下の記録密度はNetBackup DataCenterでのみサポートされる

dtf (dtf cartridge)

hcart (1/2 Inch cartridge)

hcart2 (1/2 Inch cartridge alternate)

odiskwm (Optical disk-write many)

odiskwo (Optical disk-write once)

ボリュームプール名 : 'NetBackup'
ドライブ名 : 'DAT'

関連資料・記事

# /usr/openv/netbackup/bin/admincmd/bplabel -ev CTLG01 \
-d 4mm -p NetBackup -n DAT
Media contains tar-format data, overwrite it y/n (n)? (*)

(*) 元々のメディアがtarフォーマットだった場合はこのようなメッセージが表示されるのでメディアIDを書き込んでよければyとする。

2007/8/18更新

対応バージョン: BusinesServer 3.4

そのメディアIDの有効期限がまだきていない場合は削除できない。

強制的に有効期限を無効にするには以下のコマンドを実行する。

# /usr/openv/netbackup/bin/admincmd/bpexpdate -d 0 -ev <メディアID>
Are you SURE you want to delete <メディアID> y/n (n)? ← y

/usr/openv/netbackup/db/error/daily_messages.logには以下のように記録される。

0961150721 1 2 4 orsvmng1 0 0 0 *NULL* bpdbm changing <メディアID>
(host: -any-) to expiration date Thu Jan 01 09:00:00 1970 (0)

もしコマンドが失敗する場合は-forceオプションを付けて強制的に有効期限を削除する。

その後、jnbSAやbplabelコマンドにて該当のメディアIDを削除(再設定)する。

関連資料・記事

2009/5/18更新

対応バージョン: BusinesServer 3.4

対象リモートホスト(NetBackupクライアント)にバックアップサーバの指定がないためバックアップ(クライアントからサーバへのファイル送信)を拒否された。

リモートホストのbp.confにSERVER行を追加してバックアップサーバを指定する。SERVERは複数指定可能である。

# vi /usr/openv/netbackup/bp.conf
:
SERVER = <バックアップサーバ>
:

尚、サーバ側のデーモン再起動などは不要である。

2007/8/18更新

対応バージョン: BusinesServer 3.4

ストレージユニットがダウンしているので以下の手順で復旧する。

確認

# /usr/openv/volmgr/bin/tpconfig -d
Index DriveName           DrivePath     Type Multihost Status
***** *********           **********    **** ********* ******
  0   QUANTUMDLT80000     /dev/rmt/1cbn dlt    No       DOWN ← ダウン
        TLD(0) Definition   DRIVE=1
  1   HPC5683A0           /dev/rmt/0cbn 4mm    No       UP

該当のストレージユニットを稼働させる

# /usr/openv/volmgr/bin/vmoprcmd -up 0 ← tpconfig -dで出力されたIndex番号

2007/8/18更新

対応バージョン: BusinesServer 3.4

使用予定のメディアが全てFULLになっているので以下の手順で対応する。

確認

例) 使用予定のメディアが4本で全てFULLの場合

# /usr/openv/netbackup/bin/admincmd/bpmedialist
 id   rl images  allocated        last updated    density kbytes restores
         vimages expiration       last read       <------- STATUS ------>
-------------------------------------------------------------------------
GM0001 1     4   28/04/2005 23:05 01/05/2005 03:00   dlt 152891328      0   
             4   15/05/2005 03:00       N/A         FULL

GM0002 1     4   01/05/2005 03:00 02/05/2005 23:05   dlt 161995584      0   
             4   16/05/2005 23:05       N/A         FULL

GM0003 1     5   02/05/2005 23:05 05/05/2005 23:09   dlt 153232512      0   
             5   19/05/2005 23:09       N/A         FULL

GM0004 1     6   27/04/2005 04:36 28/04/2005 23:05   dlt 158423520      0   
             5   12/05/2005 23:05       N/A         FULL

以下のいずれかの方法で対応する。

スロット内に存在するメディアを使用可能なメディアと交換する。
上書きしてもよいメディアの有効期限を無効にする。
# /usr/openv/netbackup/bin/admincmd/bpexpdate -d 0 -ev <メディアID>
Are you SURE you want to delete <メディアID> y/n (n)? ← y

# /usr/openv/netbackup/bin/goodies/available_media
media   media  robot  robot  robot  side/  ret    size    status
 ID     type   type     #    slot   face   level  KBytes
-----------------------------------------------------------------------
:
Product_Pool_Master pool

GM0011  DLT     TLD     0      1     -      -     -       AVAILABLE
GM0012  DLT     TLD     0      2     -      -     -       AVAILABLE
GM0013  DLT     TLD     0      3     -      -     -       AVAILABLE
GM0014  DLT     TLD     0      4     -      1     0       ACTIVE

2007/8/18更新

対応バージョン: BusinesServer 3.4

いくつかのファイルが何らかの理由でバックアップできなかったが、全体としては正常にバックアップできている。

バックアップできない例としては以下のような場合がある。

ファイルにロックがかかっていた。

2007/8/18更新

対応バージョン: BusinesServer 3.4

NetBackupが全く反応しなくなってしまったと思われる場合はまずアクティビティログを参照するよりもMedia Manager Deviceデーモンを再起動させてみると直ることがある。

手順はGUIツールから[メディアとデバイスの管理] > [アクション] > [Start/Stop Media Manager Device Daemon]画面を起動し、[停止/再起動]を選んで[OK]を押す。

2007/10/20更新

対応バージョン: BusinesServer 3.4

コマンドラインからバックアップを取得する場合、事前にバックアップクラスとスケジュールを作成しておく必要がある。

その上でbpbackupコマンドを使用することによりバックアップを取得する。

bpbackup [-i] [-w] -c <バックアップクラス> -s <バックアップスケジュール>

指定できるオプションは以下のとおり。

-i (immediate)

即時実行

-w (wait for finishing backup)

バックアップが終了するまで待つ

2007/8/18更新

対応バージョン: BusinesServer 3.4

該当クライアント上にexclude(除外)リストを作成する。

ファイル名は「exclude_list」固定。

特定のディレクトリ配下を除外するにはリストの最後に「/」を付ける。

また、正規表現も使用可能。

例) /foo/barと/foo/comディレクトリ配下をバックアップから除外する場合

# cd /usr/openv/netbackup

# vi exclude_list
/foo/bar  ← ファイル
/foo/com/ ← ディレクトリ

2007/8/18更新

対応バージョン: BusinesServer 3.4

available_mediaコマンド、あるいはbpmedialistコマンドを使用する。

例)

# /usr/openv/netbackup/bin/goodies/available_media
media  media robot robot robot side/ ret   size       status
 ID    type  type    #   slot  face  level KBytes
---------------------------------------------------------------
Develop_Pool pool

GM0008 DLT    TLD    0     8    -     1    107747904  ACTIVE ← 使用中   
GM0005 DLT    TLD    0     5    -     -    -          AVAILABLE ← 使用可
GM0001 DLT    TLD    0     1    -     1    852891328  FULL ← 使用不可
GM0002 DLT    TLD    0     2    -     1    861995584  FULL ← 使用不可
GM0003 DLT    TLD    0     3    -     1    853232512  FULL ← 使用不可
GM0004 DLT    TLD    0     4    -     1    858423520  FULL ← 使用不可
GM0006 DLT    TLD    0     6    -     1    862843488  FULL ← 使用不可
GM0007 DLT    TLD    0     7    -     1    831417056  FULL ← 使用不可

NetBackup pool

CL0000 DLT    TLD    0     9    -     -    -          AVAILABLE ← 使用可
CAT000 4MM    NONE   -     -    -     -    -          DBBACKUP  ← カタログ

None pool

# /usr/openv/netbackup/bin/admincmd/bpmedialist -U
Server Host = motd201a

 id    rl images  allocated        last updated     density kbytes restores
          vimages expiration       last read        <------- STATUS ------>
---------------------------------------------------------------------------
GM0001  1     4   28/04/2005 23:05 01/05/2005 03:00    dlt 152891328      0
              4   15/05/2005 03:00       N/A          FULL

GM0002  1     4   01/05/2005 03:00 02/05/2005 23:05    dlt 161995584      0
              4   16/05/2005 23:05       N/A          FULL

GM0003  1     5   02/05/2005 23:05 05/05/2005 23:09    dlt 153232512      0
              5   19/05/2005 23:09       N/A          FULL

GM0004  1     6   27/04/2005 04:36 28/04/2005 23:05    dlt 158423520      0
              5   12/05/2005 23:05       N/A          FULL

GM0006  1     5   08/05/2005 05:32 11/05/2005 01:35    dlt 162843488      0
              5   25/05/2005 01:35       N/A          FULL

GM0007  1     5   05/05/2005 23:09 08/05/2005 05:32    dlt 131417056      0
              5   22/05/2005 05:32       N/A          FULL

GM0008  1     1   11/05/2005 01:35 11/05/2005 14:09    dlt 37747904       0
              1   25/05/2005 14:09       N/A