2018/08/12
本日「Arduinoファンもくもく会#023」を開催しました。
会場はおなじみのYahoo! LODGE。
今回も常連さんに加えて初参加のかたも何人もお越しいただいてフレッシュな会になりました。
それでは参加されたみなさんの成果をご紹介していきます。
まずは常連の小学生エンジニア君。メロディプログラムを書いてGitHubで公開しています。ノイズキャンセリング用トランジスタをさりげなく実装しているのも秀逸。
https://github.com/kimura-kuya/Arduino/blob/master/tonemaker.ino
続いて狩野さん。いつもの自走式ローバーはそのままに、IoT ALGYAN(あるじゃん)製の基盤を検証していました。
次は初参加のお三方。まずKeiさんはポケットコンピュータを自作!Tiny BASICのインタプリタをマイコンに搭載してプログラムを5つまで保存できるそう。ローカルのキーボードだけでなくリモートからもBASICが実行できていました。このポケットコンピュータの作り方とソースコードはGitHubで公開しています。
https://github.com/KeiTakagi/XboxChatpad
次にyokozawaさんはArduinoをPlayStationとBluetoothで繋いでサーボモータをコントロールしていました。これを応用して最近SONYが発売したマイコンボードのSPRESENSEを使った面白いものを作る構想を練っているそう。完成が楽しみです。
初参加最後のかたはArduinoもまだ使い始めて間もないとのことでしたが、圧電スピーカーでメロディを鳴らしたりモーターを制御したりと、一日で一気にいろいろなことができるようになっていました。すごい!
そして久しぶりに大阪から参加してくださったのは大阪・千里ニュータウンで北摂ものづくり研究所を運営しているMukashi Tenzyouinさん(このIDの由来が知りたいかたはご本人に会った時に聞いてみて下さい)。マトリクスLEDがさらに進化してデジタルサイネージや信号機まで製作していました。不定期でイベントもやっているそうなので興味のあるかたはFacebookグループに参加してイベント情報をチェックしてみてください。
音楽系のものづくりをされているコイデさんはミュージシャンでもあり、アプリも作るなど多彩な才能を発揮されています。今回はMIDI信号の切り替えスイッチを作られていました。重厚なケースと繊細な内部配線のギャップがいい感じです。
常連のmacsbugさんはM5Stackを使ったサーマルカメラを作られていました。物体の熱を感知してカラー表示してくれます。他にもいろいろアレンジしていて動機の可能性を見せてくれました。このサーマルカメラについての説明はmacsbugさんのブログ記事をご覧下さい。
https://macsbug.wordpress.com/2018/06/08/m5stack-thermal-camera-with-amg8833/
最後はごじさんの作品。タッチパネル付TFT液晶に時計とニュースを表示していました。大きい画面は視認性が高く、特にニューステキストは横スクロールするので見ていて気持ちいいですね。
他にも未発表ながらいろいろ作られているかたがいて今回もとてもバリエーション豊かな会になりました。ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!
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