「WBS2.0 vol.18」行ってきました

2007/08/30

前回に引き続き「WBS2.0 vol.18」に行ってきました。

今回のゲストはエル・カミノ・リアルの木寺社長でした。

同社のRSSリーダECReal Readerの紹介では携帯でFeedを簡単・便利に使えるようにいろいろな工夫をされているということで、さっそく今日から使ってみることにしました。

小川さんのプレゼンではいつものように「Feedはこんなに便利なのになぜブレイクしないのか?」という問いかけがあり、僕も毎日Feedリーダを使っている身なので全く同感なのですが、僕のまわりの非IT系の人達といろいろ話をしていて気付いたことがあります。

それは、ネットを仕事や生活の道具として日常的に使っている人間は『オンラインが前提』だけれども、そうでない人は『オフラインが前提』だということです。

何か調べものをするとかメールをやりとりするとか、彼らは必要な時にしかネットに接続しないのでFeedのような更新情報はあまり意味を持たず、ニュースは新聞社の公式サイトやYahoo!のようなポータルサイトを見ればおおまかな世の中の動きが分かるし、ブックマークも手で管理できるくらいの数だったりします。

自分でブログを書いたり誰かのブログを読んだりすることはあってもFeedが配信されていることに気が付かないし、そもそも「情報を再利用する」という概念がないということが最近ようやく分かってきました。

であるならば、FeedもSOAPやトラックバックPingなどのようにあくまで裏方として利用する形態であっても流量が増えることには違いないし、そうやってWebサイトやWebサービス同士が構造的なデータでセマンティックに結び付くのが今後当面の方向性なのかなと思いました。