NAS(コレガCG-NSC4500GT)を再起動するとNFSの接続先ホスト設定が無効になる

2008/11/03

業務でコレガのCG-NSC4500GTというNASをNFSサーバとして使っています。

使い始めてかれこれ数ヶ月、まったくトラブルがなく快調に動いていたのですが、ビルの停電の関係でシャットダウンしました。

ビルが復電したのでNASを起動したところNFSクライアントからマウントできなくなりました。

# mount -t nfs -o rw nas1:/VOLUME1/BACKUP /Backup
mount: nas1:/VOLUME1/BACKUP failed, reason given by server: Permission denied

サーバもクライアントも何も設定を変えていません。

NASを数回再起動してみるも事象は変わらず、パケットをキャプチャしてみるとNFSクライアントからのリクエストに対してNFSサーバがEACCESS(13)を返していました。

NASにはリモートログインできないので、設定や調査をするにはWebブラウザ経由で専用のツールを使うしかありません。通常のセットアップや日々の運用は簡単なものの、こういう場合は困ってしまいます。

いろいろ調べたのですがおかしな部分は見当たらず、試しにNFS接続の許可ホストをいったん削除して再度同じホストを追加したら接続できるようになりました。NAS起動時にここの設定を見てshare(export)する処理が抜けているか機能していないのかもしれません。

CG-NSC4500GT