Syncの新機能(PSD・AIファイルプレビュー、GitHub連携)を使ってみました

2016/05/17

Wantedlyが提供するビジネスチャットサービス「Sync」に以下の新機能が追加されました。
PSD(Photoshop)・AI(Illustrator)ファイルのプレビューが可能に
GitHubと連携しIssueとPull Requestのステータス変更、及びコメント作成時に通知が届くように

安易にスタンプ機能などに走らずにビジネスチャットという軸に沿った機能追加に好感を覚えました。

それではさっそく使ってみます。

PSD・AIファイルのプレビュー

2つのフォーマットのファイルをアップロードしてみるときちんとプレビューが表示されました。

プレビュー画面の右上のメニューで「回転」「ダウンロード」「印刷」が、右下のメニューで「ウィンドウ幅に合わせて表示」「拡大」「縮小」がそれぞれ可能です。ちなみにこのメニューはプレビュー機能が表示しているわけではなくChromeブラウザの機能です。したがってブラウザによってこのメニューも変わります。

PSDファイル
AIファイル

またDropboxの共有リンクもプレビューが表示されます。Dropbox上のファイルをわざわざアップロードし直す手間が省けてこれは便利!

このプレビュー機能、画像の編集やフィルタ適用などを変に作り込まず、しかも基本的なメニューでさえもブラウザ任せという割り切りの良さ。シンプルにプレビューに特化しているので動作が軽快なのも使い勝手の良さに貢献すると思います。

尚、スマートフォン版でのプレビュー機能は今後実装されるそうで、現状ではこのように表示されます。

デザインワークフローで中心になるのはあくまでPCなので実装の順番としても納得感があります。

GitHub連携

続いてGitHub連携です。先ほどのプレビューと違い、まずGitHubアカウントとの紐付けが必要です。

まず左下の歯車アイコンをクリックして「外部サービス連携」をクリック、続いて「GitHub」を選択します。

するとSyncとの連携承認画面が現れるので「Authorize application」をクリックします。次の画面でGitHubのパスワードを入力して連携完了です。

連携後はリポジトリ毎にどのグループに通知を流すかを設定します。

設定が終わるとGitHubの更新状態がグループに通知されるようになります。

プレビュー機能同様、このGitHub連携もチャットから離れることなくリアルタイム性を保ったまま開発を続けられるので嬉しい機能ですね。

外部サービス連携画面に「他の連携先も準備中です!」と書かれているので今後も便利になっていくものと思われます。

楽しみに待ちましょう!