好奇心スイッチはその人固有のもの

2013/12/17

人間誰しも興味のあることの一つや二つは持っていると思います。

それは趣味とか仕事とかに関わらず、何かのきっかけでスイッチが入ることがあって、誰かから強制されて入るものではありません。

僕の好奇心スイッチは高校の入学祝いで両親がパソコンをプレゼントしてくれた時に入りました。

雑誌に載っていた数行のBASICプログラムを意味も分からず打ち込んで初めて動いた時の感動は30年経った今でも忘れません。

以来スイッチは入ったまま、大学に行く気も起こらずIT系の専門学校を経て20歳でIT企業に入社しました。

その後、1990年代の半ば頃からインターネットが自由に使えるようになって好奇心ロケットの第二エンジンが点火、21世紀になってソーシャルメディアが登場して第三エンジンが点火、IT革命と共に仕事と趣味が一体となって今に至ります。

子供の頃から今に至るまで、何をやっても長続きしない僕のような人間でも好奇心に火が付きさえすればずっと続けられる。

それは学校の勉強などとは全く無縁のきっかけでした。

「将来役に立ちそうだからやっておこう」などという曖昧な理由では何をやっても決して長続きしないし、仮に続いても大成しないと思います。そもそも楽しくありません。

やりたいことがまだ何も見つかっていない人も焦る必要はありません。

あてもなくのんびり飛んでいる飛行船などジェット機ならあっという間に追い抜くことができるのです。

大切なのは自分が心の底から打ち込めるものをじっくり自分の意思で探すことです。

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