2021/03/29
仕事(事業)は「何をやるか」が重要なのは当然なのですが、それを企画・設計・構築/制作/製作・販売・運用していくのは全て人であり、企業においてはスキルよりもカルチャーにマッチするかどうかが最も重要だと思っています。
スキルは後からでも積み上げていけますが、マインドはそうそう変わらないと思うからです。
面白法人カヤックCEOの柳澤さんは会社設立当初から「何をするかより誰とするか」を大切にしておりまったくもって同感ですし、最近では採用モンスター代表のおっしーさんが「採用は企業の根幹である」との認識にもとづいた著書『まちがえない採用』を上梓しており、こちらも完全に同意です。
おっしーさんが前職のメイプルシステムズCHROだった時代に同社が主催するもくもく会に何度かおじゃましたことがあるんですが、社員でもない我々がいる横で普通に求職者向け相談や社員への指導などをやっていて、それがあまりにも的確かつ親身な内容だったのでいつも感動していました。相談とか指導とかいう枠を超えて相手がどうしたらより良いキャリアを築いていけるのかというスタンスなんですよね。
当時の様子を僕の電子工作仲間でもある@youtoyさんがtogetterでまとめてくれているのでご紹介します。
先日参加した #メイプルもくもく会 の様子を @youtoy さんがトゥギャってくれてます。
— 木檜(こぐれ)和明@ITエンジニア (@kogurek1) March 16, 2019
みなさん言うようにとてもアットホームで良い会なんです。
しかも主催の #メイプルシステムズ CHROのおっしーさん(@recruit_monster)の仕事ぶりがタダで聴けてしまうという特典付き!https://t.co/VZd7YJOiVP
そんなおっしーさんの著書なので採用する側もされる側もお互いがハッピーになれるような具体的な施策が満載です。
おっしーさんも説いていますが、僕も採用は企業の生命線だと思っているのでエンジニアでありながら採用チームとも連携しながら自主的に採用に関わっています。時々採用関係のツイートもしているのでいくつかご紹介します。
全く同感です。
— 木檜(こぐれ)和明@ITエンジニア (@kogurek1) April 2, 2018
弊社は採用・広報・マーケティング・各事業セクションが一体となって自社企画の採用イベントを中心に会社をあげて採用活動を行っているので毎週のように社員が増えています。
社員が増えると対応できる案件が増えるのでおのずと業務の幅が広がりそれに応じて職域も増えていきます。 https://t.co/YSiRqmPdti
同感。「採用活動」というのは自社の事業内容や会社の有り様から社員の人となりまで広く社外の人に共有してファンを増やす活動だと思っています。ファンはいつしか同僚になるかもしれないし、業界全体を盛り上げていく同士になるかもしれないし、お客様になるかもしれない、そういう視点が必要かなと。 https://t.co/pbA0i72RgN
— 木檜(こぐれ)和明@ITエンジニア (@kogurek1) August 29, 2019
電車で隣に立っていた20代風のスーツ2人組が「会社っていっぱいあるけどいい会社を簡単に見分ける方法ないかな〜」と話していたのでこっそり教えちゃいます。
— 木檜(こぐれ)和明@ITエンジニア (@kogurek1) September 27, 2019
・実名
・顔出し
・所属会社を明記
したうえで自社の情報とか採用の募集とかを日常的に発信している社員が多い会社です。
リファラル採用って以下の条件が揃って初めて可能になると思うんですよね。(これ僕の話なんですけど、柳川さんも同じだと思います)
— 木檜(こぐれ)和明@ITエンジニア (@kogurek1) February 8, 2020
・自分の会社(事業)を良いと思っていて
・仲間を増やしてもっと事業を大きくしていきたいと思っていて
・社内外に対してオープンマインドである https://t.co/phVyXBZigy
同感。
— 木檜(こぐれ)和明@ITエンジニア (@kogurek1) May 2, 2020
弊社もそうですが、採用が企業の生命線の一つだと認識している社員が一定数いると、頼まなくても(採用・人事以外の人間が)自主的に採用プロセスに関わってくれるんですよね。
言い古された言葉ですが、「企業は人なり」だとつくづく思います。 https://t.co/UcpQ8fVxJk
今の会社に入る時に強く感じたんですが、中途採用って「選ぶ・選ばれる」の関係ではなく「一緒に何ができるか」を考えていくことだと思うんですよね。
— 木檜(こぐれ)和明@ITエンジニア (@kogurek1) August 19, 2020
その擦り合わせがうまくいけば結果としてお客様へのサービスレベル向上、会社の業績向上、そして個人の価値向上になると思っています。
弊社も他の会社さんもそうなんですが、エンジニアが採用に積極的に関わっている会社には共通している事があると思います。
— 木檜(こぐれ)和明@ITエンジニア (@kogurek1) March 11, 2021
・自分が良い会社にいるから他の人にもオススメしたい
・採用が会社の根幹であることをエンジニアがわかっている
就職先を探している方にはそういう視点も持ってもらえると。
最近思うのは、採用というのは仲間になってもらいたい側と仲間になりたい側のマッチングがいかにうまくいくかなので、仲間になってもらいたい側は採用担当だけでなく僕のような一般社員が自分達のカルチャーを積極的に発信すべきだと思っています。
— 木檜(こぐれ)和明@ITエンジニア (@kogurek1) March 19, 2021
選ぶ選ばれるではなくマッチするしないが大事だなと
同僚の新川もいいブログを書いています。
他社さん含め、いい採用にはエンジニアがしっかり関わっているところが多いように見受けられますし、エンジニアが採用に関わることはその企業をより強くしていくことに繋がると思うので、これからも積極的に関わっていこうと思います。
最後に僕の採用系のツイートで今まで一番反響が大きかったものを紹介しておきます。弊社にはこういう興味ドリブンな人間がたくさんいるのでとても良い環境です。
良いITエンジニアを採用しようと思ったら技術が好きで手段が目的化している人がいいです。ITで世の中を良くしていきたいと思うのは副産物。スポーツ選手やミュージシャンが人に夢や癒しを与えたいと思うのもまず前提としてスポーツや音楽が好きだから。 人間の最も強い動機は「興味」だと思います。
— 木檜(こぐれ)和明@ITエンジニア (@kogurek1) July 27, 2018
2021/04/06追記
おっしーさん率いる採用モンスターさんが採用のノウハウをぎゅっと詰め込んだYouTubeチャンネルを開設しました。採用でお困りの企業さんはぜひチャンネル登録を!
人事に課題のある、最高の会社を作りたい、そんな思いのある経営者、人事担当者へ最強のノウハウをお届けする採用モンスターズチャンネルがスタート✨
— 採用モンスター(おっしー)@人事で組織を元気にする! (@recruit_monster) April 6, 2021
実践的に使える内容も盛り沢山✨
人事で組織を元気にする🔥
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