2017/06/23
"予約制の古本屋"、前々から気にはなっていたものの、この言葉だけでなんとなく敷居が高そうなイメージがあってなかなか行けずにいましたが、店主のキキさんがTwitterでこんなつぶやきをしているのを見つけて勇気を出して(笑)おじゃましました。
なタ書、オープンしました。お近くにおられる方でフラっと立ち寄りたい!って方はお気軽にご来店くださいませ!午後はお店を開けたり閉めたりしております。ご予約されてない方は私の携帯⇒07050137020 までご連絡くださりますと確実です。https://t.co/7D3DofJUTv
— 藤井佳之 or キキ (@KikinoNatasyo) 2017年6月23日
お店の場所は高松南新町商店街から少し脇道に入ったところの古い建物。一見するとお店かどうかすらわからない建物でしたが入口にはさりげなく「なタ書」の看板が。
恐る恐る足を踏み入れると...一階にはイベントの告知やお店のショップカードなどが所狭しと並べられていて雰囲気たっぷり。お店は二階にあるようです。


靴を脱いで二階への階段を上っていくと、一階よりさらに雰囲気のある別世界が広がっていました。

店主さんの他に先客がいらっしゃったので本の物色は後回しにしてみんなでいろいろおしゃべり。
店主さんとは本屋の成り立ちから予約制の理由や高松との関わりなどを、先客のかたとは7月に小豆島で和食のお店を開くお話などを伺いました。
この『なタ書』、店名の読みをよく間違えられるそうで、"な・ゆう・しょ"ではなく"な・た・しょ"だそうです。(僕も間違えてました)
店名の由来は以下の記事を見てもらうとして、個性的な店主さんにぴったりの店名だと思います。
高松・なぞの古本屋さん - デイリーポータルZ:@nifty一方、先客のかたは来月7月に小豆島に創作郷土料理『暦(こよみ)』というお店をオープンするそうで、小豆島で採れた食材をふんだんに使った料理を提供してくれるとのことです。ぜひ行ってみたいと思いました。
創作郷土料理 暦『なタ書』さんでは古本だけでなく新書や雑貨なども分け隔てなく扱っているのでいろいろな楽しみ方ができると思いますし、なにより店主のキキさんとの会話が楽しい!
普段は予約して訪れる形ですが、今回のように予約なしでふらっと立ち寄れる場合も時々あるそうなのでキキさんのTwitterは要チェックですね。


尚、キキさんは同じ高松市内にある3rd TIME HANAZONOという複合施設にある『SETOUCHI BOOK HOTEL』というお店をやられていたり、軽井沢にあるCOUNT BOOKSというお店の選書なども担当されていて、それぞれ気になるので機会があればぜひおじゃましたいと思います。
参考サイト
完全予約制の古本屋「なタ書」 – The used book shop "Natasho" (物語を届けるしごと)