Interop行ってきました

2009/06/13

Interop Tokyo 2009に行ってきました。

全体的にあまり派手さはなく割と落ち着いた雰囲気で、いよいよインフラも成熟期に入ってきたのかなと感慨深い気持ちになりました。

そんな中、共催のデジタルサイネージジャパンのエリアでは従来からのメディア企業を中心に新興ベンダなども加わって盛り上がりを見せていました。

半導体技術、ディスプレイ技術、個体認識技術、ネットワーク技術、モバイル関連技術などの総合であるデジタルサイネージのような技術は日本企業の強みを最大限に発揮できる分野でないかと期待が膨らみます。

そして利用者の目から見ると、映画「マイノリティ・リポート」で主演のトム・クルーズが街を移動するのに合わせて彼の嗜好に合うように街頭の広告が次々と変化していく様子を思い浮かべながら、SFの世界が現実になろうとしているワクワク感を感じました。

今回はTwitterでハッシュタグ #interop を使って現地でつぶやいてみましたが、他のかたのつぶやきと合わせて時系列で追うと会場のライブ感が伝わってきて面白いです。

僕は夏野さんとひろゆきさんの基調講演が一番面白かったのでそのことばかりですが、とにかくこのお二人の話は率直でユニーク、かつ本質を突いていました。Interopで言ってはいけないことも軽々と言っていたし(笑)。

これからはTwitterのようなリアルタイム性の高いものと、やや遅れてある程度まとまりをもった内容のブログ、さらに遅れてきちんと編集されたネットメディアや従来メディアからの複合的な情報によってより多彩な情報流通が可能になるのではないでしょうか。

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