「WBS2.0 vol.40」行ってきました

2009/03/26

久しぶりに「WBS2.0 vol.40」に行ってきました。

今回のゲストは芸者東京エンターテインメントの田中さんとLife-Xの伊東さんでした。

詳しい内容は他のかたのブログなどに譲るとして、共感した部分がとても多かったので以下にまとめておきます。基本的にみなさん、人がより豊かになるために何をすべきかという視点でものを考えているところがとても嬉しかったです。

芸者東京エンターテインメント 田中さん

日本は生活に必要なモノはもう十分過ぎるほど供給されている。これからは直接生活に役に立たない、つまり無駄だけれども大いなる素敵なモノを作っていったほうがいい。それは音楽であったり映像であったりゲームであったりいろいろな形が考えられる。
ブラジル人がサッカーをやっているとカッコイイ、ニューヨーカーが金融の仕事をやっているとカッコイイのと同様に、日本人がハイテクやアニメーションなどのコンテンツに関わっているとカッコイイと思われる。日本人はハイテクとファンタジーをミックスさせたクールジャパンを前面に押し出して世界と伍していくべき。

7月に開催されるワイヤレスジャパン2009でiPhone向けの凄いサービスをリリースするそうです。楽しみです!

Life-X 伊東さん

ライフログを収集する手段(デバイスやサービス)とそれを閲覧・共有する手段には様々な種類がある。Life-Xはそれらをつなぐハブになることによって人々の生活に彩りを添えていきたい。
コンテンツの面白さはパブリックなもの(ニュースなど)とプライベートなもの(個人の活動や思想)によってピークとなる時期が異なる。この2種類の特徴を活かしたサービス作りをしていきたい。

Life-Xの紹介用PV↓がめちゃめちゃカッコ良かったです!やっぱり見た目は重要ですね。

MODIPHI 小川さん

個人の活動を記録するライフログに対してそれらの格納先であるWebサービス事業者などがログを二次利用することの是非について議論が起きている。
情報は流通してこそ価値があるので公共機関や企業などがいわゆるパブリックログとしての情報をどんどん作り出すことによって我々の生活もより豊かになると思うしMODIPHIでは情報大航海プロジェクトへの参画などと合わせてその取り組みを始めている。

この後「京子の部屋」で小川さんと伊藤さんを交えたパネルディスカッションがあり、いつものようにとても率直で興味深い話をいろいろ聴くことができました。

ちなみに今までに行ったWBS2.0の感想は以下のとおりです。

「WBS2.0 vol.19」行ってきました
「WBS2.0 vol.18」行ってきました
「WBS2.0 vol.17」行ってきました