2013/07/07
「日本をもっと強くして世界に誇れる国にしよう」
どの政党もみな同じようなことを言っています。マニフェストにもキレイな項目が並んでいます。
聞こえはいいですよね。
安倍政権の第一と第二の矢は確かにうまくいったように見えます。
ただこれは単なるカンフル剤で、本当にやるべきは第三の矢の抜本的な治療。既得権益を持った組織に市場原理にもとづいた健全な競争をさせることです。
カンフル剤のいいところは一瞬良くなったように見えるところ。
しかし対処療法だけ続けていても病気は治らず、単に延命治療をしているだけでむしろ病気を悪化させてしまいます。
第三の矢を定義している割には実際に具体的な政策になると本来やるべき改革には手を付けられずに結局対処療法に終始してしまう。
なぜか。
どの政党も本来改革すべき既得権益を持った人達の組織票をもらっているから「俺達の組織に手を出したら票を入れないぞ」と圧力がかかるんです。
自分の首根っこを抑えられている人に改革のメスなど入れられるわけがありません。
翻って日本維新の会は他のどの政党とも違ってそういうしがらみがないから誰に脅されることもなく正々堂々と改革が進められるわけです。橋下さんが知事を務めた大阪では相当改革が進みました。
支持母体となる組織がなかった分、しがらみもなかったからです。
その実績をひっさげて「やるべきことはどんな抵抗にあってもやり遂げる」という強い信念を持っての国政参画です。
僕が住む千葉県候補の花崎ひろきさんも橋下さんに先立ってこうおっしゃっていました。
「我々は票を入れてくれた人のために政治をやるような視野の狭い集団じゃないんです。この国を良くするために必要なことをやる。ただそれだけ。そのためには国民のみなさんに負担を強いることもありますが、きれい事を言って何もしないより耳の痛いことも全部正直に話してご理解をいただきながら愚直にやっていきます」
こういう人達だから信用してもいいんじゃないかな。
ダメなら次の選挙でまた退場していただければいいだけ。
この国の舵取りを誰に託すかは他ならぬ我々国民に委ねられているのです。
自分達は口だけで何もしないメディアの恣意的な情報などに惑わされず、自分の頭でしっかり考えて選挙に臨みたいものです。
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