「システム管理者感謝の日イベント」行ってきました

2008/07/19

BSPさんが主催する「システム管理者感謝の日イベント」に行ってきました。

システム管理というのは「動いて当たりまえ」「動かなければ迅速・確実に対応しなければならない」という世界で、責任とプレッシャーが大きい割に感謝されにくい状況に置かれています。

しかしシステム管理者がいなければシステムは安定稼働しないわけで、そんな重要な位置で日夜努力している人達をもっと感謝しようという素晴らしいイベントです。

普段僕もあまり感謝されないのでたまには感謝されようかな(笑)と思って参加しました。

第一部 : 講演

第2回の開催となる今回はテーマが「ワークライフバランス」ということで、日本女子大学教授の大沢真知子さんの講演がありました(参考:イー・ウーマンの記事)。

ワークライフバランスの考え方としてよくありがちな「仕事の時間とプライベートの時間をどう配分するか」などという狭い考えではなく、またいわゆるHowTo的な内容でもなく、「仕事を含め、その人それぞれの人生をどう生きるか、己を知りそれを無条件で受け入れることが幸せにつながるのではないか、自分の人生に主体性を持ち生き方は自分自身で決めていくべきである」というお話で、僕がここ数年考えていることと重なる部分が多く非常に共感を覚えました。

続いて「システム管理者の集い(仮称) 推進委員会設立」の案内がありました。

様々な場所で活躍するシステム管理者が集まる場を提供し、管理者同士の交流を図ったり勉強会を開いてスキルアップ・モチベーションアップに利用してもらいたいという素晴らしい取り組みだと思いました。

第二部 : 懇親会

講演スタイルの後は会場を移しての懇親会となりました。おいしい料理と飲み物をいただきながら良い出会いに感謝しつつ、途中抽選で選ばれた5人の中から2007-2008シーズン「最も感謝されるべきシステム管理者」を会場のみなさんの投票で選ぶという趣向があり、偶然にも僕が選ばれてしまいました。ありがたい限りです。

しかし、会場に来られていたかたを含めシステム管理者のかたがたは皆それぞれの立場で一所懸命システムの安定運用に尽力しているわけですから、全てのシステム管理者がこの賞に選ばれるべきだと思います。

この運動がもっと広がりシステム管理者の地位向上と自信回復につながれば今回のテーマのワークライフバランスにも大きく寄与すると思います。

主催・協賛・後援それぞれに携わったみなさま、このような場を設けていただいてたいへん感謝しております。

少しでも恩返しができるよう、まずは身近なところから活動していこうと思います。

(2008/7/31追記)

BSPマガジンの8月号に僕のコメントが掲載されました。