2007/10/25
Linuxディストリビューションの一つであるUbuntuが最近話題になっているので、先日7.10の日本語ローカライズ版が出たのを機にメインマシンの1つに入れてみました。
インストールはとても簡単で、デスクトップ環境もGNOMEを中心にかなり洗練されている印象を受けました。
Windows Vistaなどに比べてはるかに非力なマシンでも軽快に動作するので、主な業務がメールクライアントとWebブラウザで済むような人には魅力的な選択肢だと思います。
ただ、10年前からPC UNIXを使っている僕としては全体的にマイルドになり過ぎて少し面白みがないような気がして、わずか2時間使っただけで元のFedora 7に戻してしまいました。
ちなみに今まで使ったことのあるUNIX OSはメインがFreeBSD、TurboLinux、Fedora、サブとしてSolaris、Tru64UNIX、Mac OS Xといったところです。
ところで今回UbuntuをインストールするにあたってインターネットにProxy経由で接続している環境で行ったのですが、インストールの途中82%まで進んだところで
「システムインストール中」
「aptを設定しています」
「ミラーを検査しています」
と表示されている画面で止まったままになってしまいました。
いろいろ調べてみるとapt-setup-verifyというプロセスがインターネットに何か問い合わせに行っているようでした。
Proxyを設定して再度インストールし直せばいいのでしょうが、面倒だったので(インストール後に再度実行すればいいと思ったので)コマンドラインからこのプロセスをkillしたところ「セキュリティアップデートにアクセスできません」というメッセージが出たものの、とりあえずインストールを進めることができました。
同じような環境でインストールする場合は注意が必要です。