2007/10/07
開設当初に会員登録だけしていて何が面白いのか今ひとつ分からなかったニコニコ動画。
先日、グッドデザイン賞を受賞したということで久々に見てみました。
すると、面白い面白い。
例えば、自民党の麻生太郎さんの個人事務所訪問取材の動画などは、取材VTR放映後のコメンテーターによる教科書的なコメントと、取材中の視聴者の本音ベースのコメントとの比較ができてニコニコ動画の面白さを端的に表していると思うし、麻生さんが色紙に今の心境を綴るシーンを見ながら「達筆だな〜」と思っていると「字がうまい人は尊敬する」とか「麻生フォント作って」などと今の自分の気持ちを盛り上げてくれるようなコメントが付いたりして見ていて楽しいです。
また、気象衛星の1年分の映像をつなげた映像などは、地球が常にダイナミックに動いていて人間の存在の小ささを改めて感じさせてくれます。
どうやら以前見た時に面白さを感じなかったのは投稿されている動画やコメントが少なかったからだと気がつきました。
動画の内容にリアルタイムでコメントが付くことによって各シーンの面白さが倍増するし、的を得たコメントもあって考えされることも多いです。
ユーザからの動画投稿だけでなく、テレビ局のようなコンテンツホルダーがコンテンツを二次利用する際にも単なる再配付でなく新たな価値が付けられるとても魅力的なプラットフォームではないでしょうか。