2010/07/01
よく「自分は幸せじゃない」という人がいます。能力的・身体的・経済的なハンデ、辛い仕事、理不尽で不公平な社会、不遇な環境で育った等々、理由を探せばいくらでも挙げられます。
でもそんなことをして自分もまわりも嬉しいでしょうか?楽しいでしょうか?
一つの物事には良い面と悪い面の両面があって、見方によって捉えかたが変わります。
病気で苦労した人は健康の大切さを知るでしょう。イジメられた経験がある人は人の心の痛みを知ってそれを他人への思いやりに変えられるでしょう。
先日、友人とお茶した時に紅茶を頼んだら一緒に砂時計が運ばれてきました。
それを見ていたら下に落ちる砂の一粒一粒が時を刻み続けていてそれが決して止まることがないことに改めて気付きました。
二度と戻らない今という時間を自分と共有してくれる人がいる、おいしいお茶とゆったりとした空間を共有してくれる人がいる、そう思ったらなんだかとっても幸せな気持ちになりました。
幸せは遠いところにあるわけではなく目の前にある。大切なのはそのことに気が付けるかどうかだと思います。